三浦和義容疑者逮捕、81年の妻殺害容疑という記事より。
米ロサンゼルス市警は23日、1981年11月にロサンゼルスで起きた銃撃事件で妻を殺害したとして、殺人と共謀の容疑で会社役員三浦和義容疑者(60)が米国自治領のサイパン島の空港で22日午後、事件から約27年後に逮捕されたと発表した。
アメリカの捜査当局は「新証拠が見つかり、逮捕に踏み切った」と話しているということです。
テレビのニュースを見たり新聞を読んだりしていると、
・日米当局により日本の裁判で判決を出すことで合意していた
・2007年末にロスの警察で三浦和義容疑者が話し合いをしていた
ということだったので、合意を覆すような証拠が何か出てきたということなのでしょうね。
ちなみに「なんで今頃?」と思われる人も多いかもしれませんが「米国の法律では殺人罪に時効はない」ということです。
銃撃事件では94年、東京地裁が無期懲役の判決を言い渡したが、98年、東京高裁が無罪判決を言い渡し、2003年、最高裁が検察側の上告を棄却、無罪が確定した。殴打事件では同容疑者と元女優の実刑が確定した。
当時は小学生くらいだったと思うのですが、テレビで検証番組を見たのをよく覚えています。
ロス疑惑27年!三浦容疑者を逮捕によると、
ロス疑惑に詳しい関係者は「当時、三浦容疑者が第三者に妻の殺害を依頼したとも言われ、その実行犯が特定された」か、あるいは「三浦容疑者が妻を撃ち自分も撃った、という証拠が見つかった」の2つの可能性を指摘した。
ということです。ロス疑惑 – Wikipediaなどもどうぞ。
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ロス銃撃事件の捜査を当時、指揮していた元警視庁幹部は「日本で無罪が確定した後も、ロス市警は捜査を捨てていなかったのだと思う」としつつ「情報がなく、まだ状況がよく分からない」と繰り返した。
▼三浦和義容疑者サイパンで逮捕…「ロス疑惑」終わってなかった
06年にはTBS系の情報バラエティー番組「サンデージャポン」の裏ファミリーとなり、和歌山毒物カレー事件の林真須美被告への接見や、証券取引法違反罪に問われたライブドア元社長の堀江貴文被告へエールを送るなど、マスコミにもたびたび登場。
康子さんが、かつて警視庁捜査1課で捜査を担当していた警察官に電話をしたところ「何の容疑で逮捕されたかも分からず、これから米国捜査当局と連絡を取り合わなければならない」との話だったという。
三浦容疑者は高須社長から「サイパンは米国の法律が適用されるから行かない方がいい」と忠告されたが、「大丈夫だと思う」と、聞かなかったという。昨年末「事件の真犯人を特定したので、ロス市警に伝えに行く」と言って渡米していた。