「ぷらっとこだま」の予約方法

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とある出張で名古屋に行くことになったのですが、できるだけ安く行ってみたいと思い何か方法がないか調べてみました。深夜の高速バスで行ったことはあるので、今度は違う方法で。新幹線や特急を調べてみると「ぷらっとこだま」というツアーに参加するのが最もコストパフォーマンスが良さそうだということが分かりました。

実際に東京駅から名古屋駅まで「ぷらっとこだま」を予約してみたので、その様子をレポートします。ちなみに「ぷらっとこだま」は東海道新幹線のチケットを購入するのではなく、あくまでもツアー参加ということになります。そのため、通常の新幹線のチケットとは違い、前日までの購入、途中乗降できないなどの条件があります。

それでは「ぷらっとこだま」の予約方法を解説します!

「ぷらっとこだま」とは何か?

「ぷらっとこだま」は「東海道新幹線におトクに乗れる」が売りのJR東海ツアーズのツアーです。その名の通り、新幹線こだま号を利用するので、急いで移動したい人には向きません。その代わり、ツアーの諸条件を満たせば、通常よりかなりお得に東海道新幹線を利用することができてしまうのです。

ちょっと時間はかかってもいいけど安い方がいいな、という人に「ぷらっとこだま」はオススメです。新幹線を利用したツアーに参加しているというのがミソですね。

「ぷらっとこだま」のおトクなポイント

「ぷらっとこだま」がおトクなのは以下の5点です。

(1)料金が安い(東京−名古屋は2,780円安い)

(2)グリーン車も名古屋なら+1,000円(新大阪は+1,500円)

(3)大人1名より出発

(4)こだま号の時間帯も豊富

(5)1ドリンク引換券付き(ビールもOK)

料金が安いだけでなく、1ドリンクまでついてくるとは!

ただし、前日までの購入、他の新幹線の自由席も利用できない、途中乗降できない、予約後の変更は10日目より手数料がかかる、などの諸注意がありますので確認してください(取り消しをした場合は1ヶ月以内にチケットとクーポンを返送する必要があります)。また、こだまは移動時間がかかりますし、車内販売がないのも注意です。

「ぷらっとこだま」の予約方法

「ぷらっとこだま」は以下の方法で予約することができます。

(1)ネット予約(e-ぷらっとネットに登録が必要)

(2)電話

(3)JR東海ツアーズ支店

すぐに予約したいということであれば、ユーザー登録の手間はありますが、ネット予約が簡単だと思います。ぼくもネット予約しました。

ただ、ネット予約は「ご利用日の1ヵ月前(前月の同じ日)の11時から出発5日前まで」電話予約は「出発2日前(ご来店受け取りの場合※支店休業日を除きます。)まで」の購入で、前日でも購入できるのはJR東海ツアーズ支店となります(支店一覧)。

運賃や時刻表はコチラから確認することができます。

直近1週間の空席状況はコチラから調べることができます。

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時期によって運賃は変動しますが、繁忙期でも確実に安いのが「ぷらっとこだま」です。通常期だと東京・品川から名古屋で2,780円、京都で3,500円、新大阪では3,850円も違います。ランチ1回分どころか、1回飲めそうです。

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「ぷらっとこだま」は本数が多いのもありがたいところ。ただ、実際に予約してみた感じだと、上りのみんなが良いと思うような時間帯は残席数が少なくなっていたので、予約するのは早めが良いようです。

こうした情報は「ぷらっとこだま」でまとまっていますので、予約を検討している人はぜひチェックしてください。

「ぷらっとこだま」を予約してみた

それでは、実際にネット予約(e-ぷらっとネット)を使って「ぷらっとこだま」を予約した様子をレポートします(事前にe-ぷらっとネットにユーザー登録しておいてください)。

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乗車日や乗車駅、降車駅、発車時刻などを入力します。

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条件で検索されるので、希望の時間帯、席種、禁煙・喫煙に応じて乗車したい新幹線を選択します。

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人数と座席位置を指定します。今回は3人で申し込みをしましたが「おまかせ」で連続した席になりました。

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日時が決まります。

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座席位置が決まります。

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続けて帰りの「ぷらっとこだま」も予約します。配送料が200円かかるので、まとめて予約した方が少しおトクです。

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後は決済をして手続完了となります。クレジットカードで支払いをしました。

ユーザー登録さえ済んでいれば、簡単に「ぷらっとこだま」を予約することができました!

以上「ぷらっとこだま」の予約を検討している人の参考になれば幸いです。

「ぷらっとこだま」を使ってみた

実際に予約した「ぷらっとこだま」を使用してみたレポートです。

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ドリンクのクーポン券は、東京駅の新幹線構内で交換しました。

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クーポン券の引き換えができる店舗には案内があります。ビールなら350ml、缶チューハイやハイボールなら500mlに交換できます。

こだまは車内販売がありませんので、事前に飲み物や弁当は購入しておきましょう。途中、のぞみに追い抜かれる際に5分程度の停車をする時があるので、そのタイミングで売店や自動販売機に立ち寄ることができます。

売店はホームの端にあることは少ないと思うので、座席指定するなら真ん中あたりが良いのかもしれません。今回は端の16号車だったので、売店に行くときは11号車あたりに移動してからホームに降りました。

>>時刻表(下り)

>>時刻表(上り)

今回、復路の分をウェブサイトからキャンセルの申し込みしました。その後、やはりそのまま使うことになり、電話をして「返送していないチケットはそのまま使えるのか?」と質問したところ、返送して届いてはじめてキャンセルの処理が行われるそうで、ウェブから申し込んだだけの状態では、新幹線の切符はそのまま使えることが分かりました。

>>JR東海ツアーズの国内ツアー