富山に到着し、最初に連れていって貰ったのが、富山ブラックというラーメンの元祖「大喜(西町大喜 本店)」です。富山ブラックというだけあり、スープは本当に黒いです。
事前にググったところ、感想としては「しょっぱい」というものが多数。
近くのパーキングにクルマを停め、外に出ると、醤油の香りが立ちこめていました! いきなりの洗礼! すごい!
どんだけしょっぱいのか、実食しますよ!
メニューは基本的に「中華そば」しかありません。サイズを選び、生卵を投入するかどうか、です。ちなみに「小」が並サイズです。
なお、通は自分でライスを持参するようですよ(ライスの出るお店もあるらしいです)。しょっぱいスープにお米が合うのだとか。
とりあえず「小」で!
店内は昔ながらの雰囲気を醸し出しています。
11時半くらいに入店、先客が一人いただけだったのに、すぐに満席になってしまいました。恐るべし、富山ブラック人気。
今では富山ブラックを食べられるお店はいろいろあるようですが、ここ「大喜」が元祖だそうです。
ちなみに、なぜしょっぱいかというと、戦後の復興期に作業員の人たちに向けて作られたラーメンだった、からだそうです。
こだわりによると「ドカ弁やおにぎりを持った労働者のために、オヤっさんは濃い味付けでチャーシューのたっぷり入った、「よく噛んで」食べるおかずの中華そばを考え出した」とありました。
そうこうしていると‥‥
富山ブラック、キターーーーーーーー!
確かにスープの色は黒いけど、大変美味しそうですよね。ネギがタップリ、そしてあらかじめコショウがかかっています。
チャーシューもたっぷり。
実はこのメンマもかなりしょっぱいのです。
いざ、頂きます!
ウハーーー!
確かにしょっぱい!
とはいえ、あらかじめしょっぱいと聞いていたので「そこまでではないな」という感想。
でも、しょっぱいですよ。
チャーシューもタップリゴロゴロと入っています。
塩辛いので健康を考えると頻繁に食べるのは難しい気がするのですが、確かに思い出したように食べたくなる味かな、と思いました。
さすがにスープは飲みきれませんでした(ちなみにレンゲはない)。
話を聞くと、地元の人の間でも好みの分かれるラーメンらしく、ものすごく食べる人もいれば、全く口にしないという人もいるようです。
お店を訪れるのも、観光客がけっこう多いみたいですし、中にはほとんど食べられない人もいるのだとか。そのくらい特徴的な、味の際立ったラーメン、ということですよ!(ぼくはまた食べたいです)
いろいろ富山ブラックを名乗るラーメンもあるようですが、万人が食べやすいのは、真の富山ブラックではないかもしれませんね。黒くて塩辛すぎる醤油味、それが本当の富山ブラックなのだ!
ごちそうさま!!!!
住所:富山県富山市太田口通り1-1-7