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JavaScriptをたった1行挿入するだけで、サイトを多言語化することができるという「WOVN.io」というサービスを試してみました。JavaScript 1行でサイトを多言語化、ボタン一発翻訳の「WOVN.io」が良さそう | TechCrunch Japanという記事で知りました。
使い方は簡単で、WOVNでアカウントを取って、多言語化したいURLを入力。WOVNがHTMLをフェッチして解析した上でボタン類やコンテンツのテキスト要素を一覧して並べてくれる。ここで翻訳ボタンを押すと、マイクロソフトの機械翻訳サービス(Bingのもの)を使って主要10言語の訳文を生成することができる。訳文は手で編集することも可能だ。
ブログのように日々、コンテンツが更新されていくようなサイトでも使えるのかな、と思い試してみました。
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ユーザ登録をするとJavaScriptのコードが表示されるので、これを翻訳したいページに挿入します。
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管理画面です。
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翻訳したいページのURLを入力します。

ページタイトルや言語が取得されます。
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「Begin!」をクリックすると、ページを構成する日本語の要素が取り出されます。右上の「Machine Translate」をクリックすると、自動翻訳が行われます。

翻訳したいページは、逐一、このように日本語要素を翻訳する必要があるので、コンテンツが更新され続けるブログの全ページを翻訳する、というのには向いてなさそうです。
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設置が完了すると、右下に翻訳のためのツールバーが表示されます。ただ、ネタフルではうまく本文の翻訳が行われませんでした。他のスクリプトとぶつかっているのかもしれません。
英語版サイトがあって、それが検索エンジンにクロールされ、日本の情報を求めている海外の人の目に留まったらいいな、と思っているのですが、簡単ではありませんね。