JavaScriptたった1行でサイトを多言語化する「WOVN.io」

2014 06 18 1051

JavaScriptをたった1行挿入するだけで、サイトを多言語化することができるという「WOVN.io」というサービスを試してみました。JavaScript 1行でサイトを多言語化、ボタン一発翻訳の「WOVN.io」が良さそう | TechCrunch Japanという記事で知りました。

使い方は簡単で、WOVNでアカウントを取って、多言語化したいURLを入力。WOVNがHTMLをフェッチして解析した上でボタン類やコンテンツのテキスト要素を一覧して並べてくれる。ここで翻訳ボタンを押すと、マイクロソフトの機械翻訳サービス(Bingのもの)を使って主要10言語の訳文を生成することができる。訳文は手で編集することも可能だ。

ブログのように日々、コンテンツが更新されていくようなサイトでも使えるのかな、と思い試してみました。

2014 06 18 1052

ユーザ登録をするとJavaScriptのコードが表示されるので、これを翻訳したいページに挿入します。

2014 06 18 1054

管理画面です。

2014 06 18 1054 1

翻訳したいページのURLを入力します。

2014 06 18 1055

ページタイトルや言語が取得されます。

2014 06 18 1056

「Begin!」をクリックすると、ページを構成する日本語の要素が取り出されます。右上の「Machine Translate」をクリックすると、自動翻訳が行われます。

2014 06 18 1057

翻訳したいページは、逐一、このように日本語要素を翻訳する必要があるので、コンテンツが更新され続けるブログの全ページを翻訳する、というのには向いてなさそうです。

2014 06 18 1058

設置が完了すると、右下に翻訳のためのツールバーが表示されます。ただ、ネタフルではうまく本文の翻訳が行われませんでした。他のスクリプトとぶつかっているのかもしれません。

英語版サイトがあって、それが検索エンジンにクロールされ、日本の情報を求めている海外の人の目に留まったらいいな、と思っているのですが、簡単ではありませんね。