米Google、Ajax開発ツール「Google Web Toolkit」のベータ版を公開という記事より。
GWTではコンパイラを使ってJavaアプリケーションをJavaScript+HTMLに変換する機構を提供することで、Ajaxアプリケーション開発の敷居を下げつつ、より高い生産性実現を目指している。
確かにAjaxアプリケーションを構築するのは複雑で敷居が高そうです。というところで、Googleがリリースしたのが「Google Web Toolkit」です。JavaでAjaxアプリケーションを構築するというもの。
「GWTの利用により、Google MapやGmailなどで実現されているようなリッチなユーザーインタフェースをもったアプリケーション開発が容易になる」と記事では説明されています。
Ajaxでよく問題となるのが、Webブラウザごとに異なるJavaScriptやHTMLの挙動だが、GWTではこれらの違いを吸収して自動変換するため、開発者はアプリケーションそのものの開発に注力できる。
うぉ、これは凄いですね。
今は「CGUI」の萌芽期、2009年に普及〜NRIがリッチクライアント動向予測なんていう記事もありました。
NRIでは、利用者がAPIなどを利用してユーザインターフェースを作って公開することを「CGUI(Consumer Generated User Interface)」と呼び、2005年〜2008年までを「CGUI萌芽期」として位置づけているということです。
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自分の好きなJava開発ツールを使ってAjaxアプリケーションの作成とデバッグを行い、GWTコンパイラでJavaアプリケーションをブラウザ対応のJavaScriptとHTMLに変換することが可能。