Googleカレンダーの予定をカウントダウンしてくれる「D3timer」というサービスがリリースされました。
「計画したタスクの残り時間を視覚的に知らせてくれるタイマーがあればいいな」ということで開発されたのが「D3timer」ということです。
例えばGTDで作業を効率よく終わらせていくには、それぞれのタスクの時間管理も重要になるでしょう。
時計で時間を区切ることも可能ですが、視覚的にカウントダウンされていくと、集中力もアップしていくというもの(Keynoteで体験済み)。
Googleカレンダーという連携するあたりが、新たにソフトや情報を入力する手間要らずだなと思ったので早速、試してみました。
詳しい使い方はココで見ることができますが、Googleカレンダーの「非公開URLのXML」を利用します。
「非公開URLのXML」は以下の場所にあります。
設定 → 「カレンダー」タブ → 個別のカレンダー
「XML」をコピーしておきます。
非公開URLでも情報が漏れるのを心配する人もいると思うので、そういう場合には「D3timer」用のカレンダーを作成して毎朝、To Doを登録しても良いかもしれません。
コピーした「XML」を「Google Calendar URL」にペーストします。
さらにその他の設定も行います。
Warningは注意状態、Hurry Upは警告状態)になるとバーの色が変わったり音声でアラートが出たりします。
ということで、実際の画面です。
緑色の部分が徐々に下がっていき、カウントダウンを伝えます。
「Warning」を指定した残り20分になると色が変化しました。
そして「残り20分になりました。頑張りましょう」という男性の声でアラートが。
「開発者の声なので聞き取りにくいのはご了承ください」とのことですが、ここはぜひ男性、女性の声を選べたり、英語版があったりすると良いのではないかと思います。
カレンダーに情報を設定してからすぐに使えるようになるのではなく、10分くらいの待ち時間が必要でした(定期的に情報を巡回しているため→5分周期だそう)。
複数のモニタを使用しているのであれば表示するのも簡単ですし、ボイスアラートがあるので、ウィンドウの裏側に隠れていても良いかもしれません。
Mac OS XだったらDockの中でカウントダウンしてくれても良いと思ったのですが‥‥
そううまくはいきませんでした。止まってしまいました。
結果的にGoogleカレンダーに作業を入力していくと、どんな作業を行ったかがログとして残って良いかもしれません。
PC以外でもiPod touchやWiiでタイマー表示することが可能だそうです。
料金プランによると、基本的には無料で可能ですが、携帯電話やイベントなどで使用する際の有料プランを検討しているとのことです。
URLの引数にカレンダーの非公開URLが表示されるので、これが見えなくなれば良いかな、と思いました。「D3timer」専用のカレンダーを作れば良いのですが。
そうこうしている内に、残り5分を切ってしまいました。
赤くなった! 恐い!
このレビューは15分くらいで書き上げるつもりでいたのですが、結果として倍の30分くらいかかってしまいました。
それも「D3timer」でカウントしていたから分かったようなものです。時間をカウントダウンしながら作業するの、いいかも。
ちなみに検索窓をランチャー代わりにする「StartCommand」と同じ作者の方です。