トーキョードリフトでもレポートしていますが先日、クウジットを訪問して「PlaceEngine x iPod touch」のデモを見せてもらいました!
「PlaceEngine for iPod touch」開発中(デモビデオあり)というエントリーを書いて、これは早く自分の目で見てみたいと思っていたのでした。
そもそも「PlaceEngine」がどんなものかというと、そこいら中にあるWiFiアクセスポイントから出ているビーコンを利用し、三角測量の要領で位置情報を取得する、というものなのです。
WiFiのビーコンが確認できそえすれば、GPSがなくとも位置情報を取得することができます。しかも2階とか5階とか、その電波のパターンにより高さも分かるようになるのです。
で、この「PlaceEngine」が「iPod touch」向けに開発されているというのが、今回のお話です。
通常は「PlaceEngine」がネット経由でデータベースに問い合わせして位置情報を算出するのですが、このデータベースは現在、約8MBほどということで「iPod touch」でも持ち歩けてしまう容量です。
ということは、WiFiネットワークにログインしなくとも、ビーコンがあれば「iPod touch」で位置情報が取れてしまうのです!
もちろん地図とのマッピングには、
・地図を持つ
・ネット経由でアクセス
が必要になるのですが、例えば、
・飲食店のデータベース
であるとか、
・自分が訪れる駅周辺の地図
などを持ち歩けるようになれば「iPod touch」がユニークなナビゲーションツールになるのが期待されます。
もちろん「iPhone」が出れば‥‥楽しみすぎる!
興味のある人は動画も見てください。
自分が聴いている音楽をマッピングすることができて、それをいろんな人の分をアグリゲートすると「いま渋谷で聴かれているのはコレ!」とかできるあたり、可能性を感じます。
SDKのリリースも「iPhone」のリリースも非常に待ち遠しいです。