Winnyの金子氏も開発に参画したコンテンツ配信システム「SkeedCast」という記事より。
SkeedCastは、Internet Explorerベースのインターフェイスを備え、企業などの既存サイトからコンテンツを配信できるシステム。P2P技術を基にしているため、回線やサーバーなどインフラへの大きな投資が不要だという。
Winnyを開発した金子氏が、技術顧問として開発に参加した「SkeedCast」がリリースされています。P2Pによるコンテンツ配信システムだそうです。
Winnyと異なる点は、ファイル共有と配信は配信事業者に認められたノードのみに限られ、エンドユーザー側の一般ノードはファイルのダウンロードだけしかできないこと、管理サーバーが流通経路とコンテンツを監視すること——などだ。
これにより、「意図せぬ流出」「悪意のある混入」を排除できるという仕組みになっているということです。
とりあえず、各ニュースサイトを見ると“Winny金子氏”というのがタイトルについていて、話題性はバッチリだったようです。
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Winnyと異なり、P2Pネットワークはサーバサイドでのみ構成し、コンテンツホルダーやユーザーはP2Pネットワークに参加しない。P2P技術をサーバ間通信に導入することで、大容量コンテンツでも高額なインフラを必要とせず、高速・低コストで配信できるようにした。
▼PtoP技術応用のコンテンツ配信システム「SkeedCast」-Winny開発者金子氏も協力
SkeedCastは、運用に特殊なインターネット知識が不要なため、コンテンツホルダー自身が、自らのホームページからコンテンツを配信し、管理できるシステムだ。