検索結果を仕分けして表示する検索エンジン「Mooter」

ムーター、検索結果を仕分け表示するWeb検索サイト「Mooter」という記事より。

豪MooterMedia社のインターネット検索技術の日本語版開発を行なうムーターは14日、Web検索サイト「Mooter」を開設した。ロボット検索による検索結果のリストとともに、検索結果に含まれる情報を仕分けしたカテゴリを表示するのが特徴だ。

オーストラリアからやってきた検索エンジン「Mooter」の日本語版が開設されています。

検索結果自体はGoogle風に表示されておりますが、ページの上部に仕分けされたカテゴリーが表示されています。ロボット検索は「Yahoo!が導入する米Inktomiのアルゴリズム」を採用しているそう。

カテゴリ検索については、検索結果から抽出したキーワードの情報量や単語の重みを判定して仕分けを行なうアルゴリズムでMooterMediaが開発した「Sufix Tree Clustering Algorithm」を採用。

このアルゴリズムが肝ですね。

例えば「ネタフル」で検索すると、

ネタ(193) – netafull(64) – 入力(55) – アネックス(54) – ブログ(45) – トップ(37) – html(29)

といった具合に。

「iPod」だと、

販売(104) – オンライン(62) – 配送(52) – エレクトロニクス(43) – ギフト券(37) – nano(40) – アップルコンピュータ(41)

という感じ。販売サイトを探している時は「販売」をクリックすればよろし、という具合なんですね。

まだ使い込んでいないので詳しくは分かりませんが、これで検索の精度がよければ、自分が求めている検索結果へのショートカットが示されている訳ですから、非常に便利なんじゃないかなー、と感じました。

Yahoo! にはディレクトリがありますので、Googleがいずれこういう方向に進むのかもしれませんね。