全女ついに解散、29日横浜ラストバトルという記事より。
68年に旗揚げされた国内初の女子プロレス団体、全日本女子が事実上の解散に追い込まれていることが28日、分かった。
「ビューティ・ペア」「クラッシュギャルズ」らスターを輩出してきたものの、近年は選手へのギャラ、会場料の未払いが続いており、29日の横浜大会が最後の興行になるということです。
フジテレビで日曜日の夕方くらいに放映されていた頃は、なんだか身軽にくるくる回っている選手たちがいて、女子プロレスって面白いなー、と思って、意外に好きで見ていたんですけどね。
思い出した!
エキストラで参加したテレビ番組で全女の練習場に連れて行かれ、井上京子選手にキャメルクラッチをかけられたこともありました。
「全日本女子プロレス」のウェブサイトを見ても所属レスラーは数えるほどですし、興業も成り立っていなかったんでしょうね。このまま無理矢理続けるよりも、良いのかもしれません。
68年4月設立以降、女子最大手の団体として業界を引っ張ってきた。75年、16歳のマッハ文朱が登場。翌年にはビューティー・ペアがブームを起こした。80年代に入っても長与、飛鳥のクラッシュギャルズらスターを輩出してきた。
ひとつ大事なのはスター選手ということでしょうか。それがいないと興行も立ち行かない、と。
あとは「バブル経済崩壊で外食産業や不動産などのサイドビジネスが足を引っ張り」という、経営そのものにも問題も。
ただし、全日本女子プロレス – Wikipediaによると「飲食産業部の売上げでプロレス興行の赤字分を補填し続けていた」ということもあったようです。
4月には長与千種のGAEAも解散するということで、女子プロレスという競技そのものが岐路に立たされています。