父方の実家が群馬でして、法事などで父がもらってくる「登利平 鳥めし」を食べるのが楽しみでした。群馬県人なら登利平を知っていると思いますが、たぶん県外に出るとその知名度はグッと下がる気がします。しかし! 美味い! 登利平の鳥めしは美味い!
ってことで、オジ旅で草津温泉に行った際に、テスラの充電で往復に立ち寄った玉村宿という道の駅で「登利平 鳥めし」にありつくことができました。久しぶりに「登利平 鳥めし」を美味しく頂きました。
道の駅「玉村宿」
「登利平 鳥めし」を購入したのは、道の駅「玉村宿」です。関越自動車の高崎玉村スマートICからアクセスすることができます。「ETC 2.0」を搭載していると、高速道路を一時退出し「道の駅」を利用して戻った場合に料金を高速道路に乗っていた状態と同じにするという施策をしている道の駅です(「ETC2.0」とは何か?)。
いわゆる一般的な道の駅ですが、地元の方が多く訪れてランチを食べているのだろうなという光景が印象的でした。
というのも、地元飲食店が多数、ランチ向けにお弁当を提供しているのですよ。カレーパン弁当は初めてみました。カレーパンとやきそばの組み合わせです。できたてのお弁当が多数並んでいるので、地元の人も普段から買いに来ることが多いのでしょうね。
こんな焼鳥パックがあるのは、登利平の影響なのでしょうか?
これだけ入っていて880円なら安いので、お土産にしても良さそうです。
本格的なカレー屋さんのカレー弁当。ナンで食べるカレーです。とりあえず道の駅に来たらあちこちの飲食店のランチ向け弁当が食べられるのって、デパ地下みたいで楽しくて良いですね。
などなど眺めていたら、あったんですよ、登利平の鳥めしが!
しかーし。12時前に到着したのに、既に登利平の鳥めしは売り切れた後でした‥‥なんという人気商品‥‥地元の人も普通に買っていって食べているみたいです。
しかし、鶴舞う形の群馬県は我々を見捨てることはなかったのである。
登利平の鳥めし
往路にはなかったが復路には「登利平 鳥めし」があった!
帰りにも充電で立ち寄ったところ、今度はラスト2の「登利平 鳥めし」を購入することに成功しました。わいわい。
何年ぶりかで食べる登利平の鳥めし。道の駅「玉村宿」にはイートインスペースがあるので、そこで頂きました。
なんだか神々しく見えます。鳥めしだけど。
薄切りになった鶏肉と、タレがしみた飯(めし)を今後に食べていくと、ああなんという至福。数年ぶりの登利平タイムに舌鼓を打ちました。
「玉村宿」で食べた他のもの
道の駅「玉村宿」には往復で立ち寄りましたので、他にもいろいろなものを食べています。ご紹介しておきますね。
イートインスペースには、群馬県食肉卸売市場の直営店である「肉の駅」という肉屋が入っていて、その場で揚げ物を食べることができます。「上州牛」「上州麦豚」専門店となっています。
このイートインスペースは食券制なのですが、食券を購入した瞬間にオーダーが伝わるので、あとは番号が呼ばれるのを待つだけという、なかなか便利なシステムとなっていました。
チキンチーズ大葉巻き100円。少しソースをたらして、大葉の風味とチーズが美味しいチキンです。
群馬県のユネキャラである「ぐんまちゃん」の描かれた上州麦豚のコロッケバーガー。揚げ物をバーガーにすることもできます。ハムカツバーガーやロースカツサンドもあります。
初日のランチもここで食べたのですが、麺メニュー、ご飯メニューと迷うものばかりでした。そばもいいしラーメンもいい、上州麦豚を使ったソースかつ丼も食べたいし生姜焼き定食も捨てがたい‥‥ということで選んだのは、群馬県産地粉を使用した軍配山ラーメンです。
「軍配山」について調べたところ、玉村町に「軍配山古墳」があることが分かりました。これに由来したネーミングなのですね。「軍配山古墳」は、竪穴式の円墳で古墳時代前期(4世紀)に作られたと推定されているそうです。
そんな地元ゆかりの軍配山ラーメンを頂きます。麺には群馬県産地粉を使用し、上州麦豚を使用した自家製炙りチャーシューがドーンとのっています。
写真だと分かりにくいのですが、もやしがこんもりと山のようになっているんです。これが「軍配山古墳」ということなのでしょうね!
軍配山ラーメンは上州地粉を使ったオリジナル麺で、24時間以上熟成した透明感とコシのある麺です。かえしは地元の醤油蔵元「正田醤油の二段熟成醤油」を使用し、チャーシューは毎日店内で上州麦豚を仕込み、自家製炙りチャーシューを作っています。
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