経産省が明かす迷惑メール業者の実態

「立ち入り検査も実施して実態を把握した」 経産省が明かす迷惑メール業者の実態だそうです。

6月14日、経済産業省は迷惑メール事業者に対して業務停止命令の処分を課した。迷惑メール事業者に対して、業務停止命令を出したのは今回が初めてとなる。

今回、業務停止命令になったのは2社で、両方とも出会い系サイトを運営しており、その勧誘メールを1日に40万通も送信していたそうです。立入検査で分かったことですが、7〜8台のパソコンを使い、1日20時間体制での送信だったとのこと。

当初、警告メールを送っていたものの、改善に従わないために業務停止命令に踏み切ったということなのですが、2年間に3回の警告メールは甘いような気も。警告きているけど無視しておけば大丈夫、というレベルになっているような気がします。

今回の違反は、

・「未承諾広告※」の表示がされていなかった
・受信拒否を行うための方法や業者の連絡先がない

などだそうです。

それまでは、初犯については指示を課すことがほとんどだったが、より悪質な業者に対しては、初犯であっても業務停止の方向に変えた。

「いきなりの業務停止命令で驚きの声もあがったが」と質問されていますが、悪いことしている訳ですからもっとガンガン取り締まって欲しいものですね。