Alexaで「Web 2.0サービスの成長が鈍化している」のは本当?

ネット視聴率測定サイトAlexaの正しい読み方という記事より。

ネット先進国では,Alexaを利用するような層にはAlexaツールバーが行き渡ってしまったり,社外に閲覧記録を送ってしまうAlexaツールバーをウィルスとみなして排除する企業が増えたりという理由から,ツールバー利用者の伸びは停滞しています。

最近、Alexaのデータを基にして「Web 2.0サービスの成長が鈍化している」ということを論じているエントリーは確かに見かけますが、その「減っている」理由を解き明かしている記事です。

つまりはアメリカや日本などの先進国では、Alexaにデータを送るためのツールバーなどが軒並みインストールされきっており、ネット新興国においてインストールが進んでいくと、相対的にアメリカや日本の割合が減っていくのが理由なのだそうです。

「足切りされたのでは?」なんていう話も耳にしたことがありました。

インターネットユーザー100万人あたりに占めるアメリカ人や日本人の割合がどんどん減っているとすれば,アメリカや日本だけしか相手にしていないサービスのReachは落ちて当たり前ということになります。

なるほどー。国別ランキングからベトナムのデータが紹介されているのですが、アメリカや日本で減っているとされている時期に、ベトナムでは増えています。

ポイントとなるのは、リーチは「ネットユーザー100万人のうち何人がそのドメインにアクセスするか」という点ですね。