フレックス在宅勤務の落とし穴!? サボってセキュリティ危機を招くと警告という記事より。
Novell UK(英国法人)は、インターネットを利用した在宅勤務や遠隔オフィス勤務に関するセキュリティ意識などを調査した最新レポートの発表を行った。社外の甘いセキュリティ対策が、ビジネスに深刻な被害をもたらす危険性が懸念されている。
イギリスに住む7割以上の会社員が在宅勤務を希望しているそうなのですが、実際に自宅で仕事をしている人の8割は、特にセキュリティ対策を施すことなくPCを使用していることが明らかになったそうです。
在宅勤務ということは、当然会社の重要なデータを自宅で取り扱うこともある訳で、セキュリティ意識が低いとなると、ウィルスなどにより重要なデータが流出する危険も考えられます。顧客データを取り扱うような仕事は、絶対に在宅ではできませんね。
企業としても、各社員の自宅のPC環境について把握する必要があるかもしれませんし、場合によっては会社からセキュリティ対策を施したPCを与え、定期的に確認するなど、コスト負担も考えられるかもしれませんね。
セキュリティの危険を心配するよりも、
・テレビに気を散らされてしまうこと
・職場を離れて仕事をする孤独感
などを心配する人が多かったそうです。であるならば、出勤した方が良いかも。
なお、同レポートでは約2割の回答者が、家で仕事をするならば、昼間にテレビを見ながら仕事をサボれることを理由にして、在宅勤務を望んでいる様子なども明らかにされている。