東日本大震災により東京23区の7割以上にあたる443平方キロメートルが地盤沈下で浸水

地震で日本狭くなる? 地盤沈降で水没、地図書き換えもという記事より。

国土地理院の調査では、今回の津波で青森県から福島県で計443平方キロメートルが浸水した。東京23区の7割以上にあたる。排水できる場所もあるが、すべて復旧できるかどうかは不透明だ。

東日本大震災の影響で、東北太平洋側の海岸線が地盤沈下し、海と一体化しているそうです。

「地図の書き換えが必要になるかもしれない」という程で、国土地理院の調査によると、東京23区の7割以上にあたる443平方キロメートルが浸水しているとのこと。

「そのまま海になるか、埋め立てるのか、干拓するのか。見極めにも数年かかる」と担当者はコメントしています。

宮城県南三陸町の志津川港周辺では、最大75cm低くなったそうで、住民の「昔は海だった埋め立て地はほとんどが海に戻ったということ」という声が紹介されています。

国土地理院は不定期で、満潮時の海岸線を航空写真で撮影して地形図を更新。それをもとに毎年10月に「全国都道府県市区町村別面積調」をつくり、地方交付税を算出するデータの一つに使われている。災害による面積の変更は過去に例がないという。

国土地理院は「今調査すれば、被災した自治体に気の毒だ」として、すぐに面積の変更はないようですが、前例がないほどに、地盤沈下も起こっているのですね。