中古スマホのSIMロック解除、2019年9月より義務付け

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2019年7月より中古スマホのSIMロック解除を義務付けへという記事を書きましたが、中古のスマートフォンもSIMロック解除を義務付けるようガイドラインが改正されることになりました。SIMロック解除 来年9月以降は中古スマホも対象にという記事になっています。

契約した携帯電話会社以外ではスマートフォンなどの端末を使えないようにする「SIMロック」について、総務省は、来年9月以降、中古の端末でもロックの解除に応じるよう携帯各社に義務づけることになりました。

現状では購入してから一定期間が経過した端末、解約してから一定期間以内の端末であればSIMロック解除ができるのですが、これを中古端末全てに適用するというものです。

総務省は法律に基づくガイドラインを28日改正し、携帯各社に対し、中古の端末でもロックの解除に応じるよう義務づけることにしました。

ガイドラインは2019年9月より適用されます。1年後に一気に中古スマホ市場が活性化するのは間違いないでしょう。

国内の携帯電話市場はNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの大手3社がおよそ9割のシェアを占める寡占市場となっていて、総務省は大手3社がSIMロックによって事実上、利用者を囲い込んでいると指摘しています。

中古のスマホが流通する→格安スマホに変更する人が増える→競争が活性化する→サービスが多様化し料金も下がる、ということが見込まれています。

とはいえ、大手キャリアのサービスに慣れた人も多いと思うので、そこに留まる人も日本では多いのではないでしょうか。

選択肢を増やすという意味では、全ての中古スマホのSIMロックが解除できるようになるというのは個人的に賛成です。

CHECK

試したらうまくいきました→「GPPLTE」ソフトバンクiPhone 5のSIMロック解除に成功