IIJmioのSIMカードが、届いた手元で自分のタイミングでMNPの開通手続きができるようになりましたが、どういう仕組みになっているのか気になっていたのです。ドコモのMVNO向け即日MNP機能が判明、「半黒SIM」と「OTA」方式の2種類という記事で解説されていてよく分かりました。
「半黒SIM」と呼ぶ、あらかじめ電話番号や契約の基本情報を書き込んだ非開通のSIMを使う方式と、無線で契約情報を一通り書き込める「OTA(On The Air)」方式の2種類だ。
NTTドコモが提供する顧客情報管理システム「ALADIN」で、一部の機能を開放したことにより「半黒SIM」と「OTA(On The Air)」という方法を利用してMNPの手続きができるようになったのだそうです。
「半黒SIM」はIIJmioが採用している方法だと思われますが、あらかじめSIMに加入者情報や携帯電話番号を書き込んでおき、SIMが到着後に契約者がMNPの開通手続きをすると「MVNOの作業担当者がALADIN端末を操作してSIMをアクティベート」するそうです。って、手作業!? もしかすると自動化されているかもしれませんが、こうした手続きを経て「黒SIM」になるのだとか。
「OTA」方式は、電話番号などが書き込まれていない「白SIM」に対し、無線で契約情報を一通り書き込む方式である。
これはALADIN端末のない店頭で、即日MNPを実現するために利用されている方式だそうです。
いずれにせよ、利用者は非常に便利になります。格安SIMを選択するにあたっては、即日MNPというのが基本になりそうです。