「IIJmio」でSIMフリー業界を軽やかに進撃しているIIJが、訪日外国人向けのプリペイドSIMカード「Japan Travel SIM by IIJmio」を2014年10月2日より発売開始しています。IIJの訪日外国人向けプリペイド型「Japan Travel SIM」10月2日発売 – ケータイ Watchという記事になっています。
「Japan Travel SIM powered by IIJmio」は、SIMロックフリーの端末に挿してNTTドコモのLTE(Xi)が利用できる、プリペイド型のSIMカード入りパッケージ。あらかじめ高速通信用のデータ量2GBが含まれており、購入後、端末に挿してAPNなどの設定を行うことですぐに利用できる。
つい先日、カナダを旅した際にSIMフリー版「iPhone 6 Plus」で現地のSIMカードを試してきたばかりです。色々と悩むのは楽しい作業ではありましたが、定番商品が予め分かっていると便利だなぁ、と思ったのも事実。
詳しくは、カナダでSIMカードを購入!iPhone 6 Plusで試してみて分かったカナダのプリペイドSIM事情という記事をご覧ください。
さて、翻って日本です。海外を旅すると、ホテルやカフェなどあちこちで無料のWiFiが利用できることに気付きます。しかし、日本はそうした旅行者のためのWiFi環境が充実していないと言われています。2020年の東京オリンピックに向けて整備されていくのでしょうが、安価に利用できる分かりやすいSIMカードがあれば便利なのは言うまでもありません。
ということで、この「Japan Travel SIM by IIJmio」は定番商品になるのではないかと思いました。ドコモのLTEが利用できるSIMカードで、データ通信量は2GB、期間は3ヶ月、価格は3,790円です。1ヶ月に満たない旅であれば、2GBあれば十分にネットを利用できるでしょう。
SIMカードのサイズは標準、micro、nanoの3つから選択できる。パッケージは日本語・英語・中国語(簡体字)を、取扱説明書は日本語・英語・中国語(簡体字)に加え韓国語・タイ語をサポートする。
購入できるのは、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、イーブーム、エコたん、イオン、ヨドバシカメラとなっています。本当は羽田空港や成田空港でも販売されると、旅行者としてはありがたいのでしょうけどね。
サイトは日本語、英語、中国語で利用が可能です。海外からのお客さんを迎える際に、対応しているSIMフリー端末を使っている人であれば、予め「Japan Travel SIM by IIJmio」を購入しておくと喜ばれるかもしれません。