3ヶ月のモニターをさせて頂いている、日本酒のある生活を楽しむコンシェルジュサービス「SAKELIFE」から、4月の「純米吟醸 志太泉」に続き、2回目となる5月の純米酒が送られてきました。今月は「出羽桜 桜花」が2本。色違いの四合瓶です。同じ「出羽桜」なのに、何が違うのでしょうか?
「SAKELIFE」とは?
「SAKELIFE」は、定額制で毎月日本酒が送られてくるサービスです。それだけだと単なる日本酒宅配サービスになってしまうのですが、ちょっと違います。「SAKELIFE」は、日本酒にまつわる様々なことをアドバイスしてくれるコンシェルジュがいるサービスなのです。基本は月一回、メールマガジンと厳選された日本酒が送られてきます。隔月で酒器も届きます
今月の「SAKELIFE」は「出羽桜 桜花」
今月の純米酒は「出羽桜 桜花」の四合瓶が2本、届きました。「出羽桜 桜花 吟醸生酒」と「出羽桜 桜花 吟醸火入れ」です。これに関しては、あらかじめメールマガジンで解説がありまして、曰く「呑み比べセット」とのことです。
火入れと生酒を、それぞれ呑み比べてみてください、ということなのです。日本酒の呑み比べは色々と経験していますが、火入れと生酒という趣向はなかなか面白いですね。どれほど違うのか、興味のあるところです。
メールマガジンによると「”火入れ”とは醸造されたお酒を62℃ – 68℃程度で加熱することで殺菌処理を施す工程」で、この火入れが行われないと“生酒”ということになります。一般的には、火入れが行われるそうです。
「出羽桜 桜花」では、どのように違うのか? 「火入れは本生よりも落ち着いた香りで飲み飽きしない酒質に仕上がって」いるそうです。また、生酒は「より香り高く、濃醇な味が特徴的」とも。それぞれの特徴が非常に分かりやすいですね。
ちなみに「出羽桜」という日本酒は、今回の「SAKELIFE」で初めて知りました。1980年から販売がスタートした吟醸酒で「地酒(吟醸)ブームの頃は、多くの酒屋が全く入荷が出来ないほど」だったそうです。なぜ出会う機会がなかったのかというと「どんなに人気が出ても、地元に最優先に出荷」していたからかもしれません。地酒の基本、地産地消のお酒なのですね。
さて、今回も刺身を準備して「出羽桜 桜花」を呑んでみました。やっぱり純米酒には刺身かな〜、と。刺身を肴に、呑み比べをしてみました!
「SAKELIFE」から届いた猪口だけだと足りないので「和浦酒場」で誕生に貰った猪口も出してきました。ずっと大事に保管してあったので、初めて日本酒を注ぎました。2つの猪口が並んで、いい佇まいですねぇ。
まずは「出羽桜 桜花 吟醸生酒」です。香りが強く、スッキリとした飲み口です。「出羽桜 桜花 吟醸火入れ」はフルーティーで、口の中で華やかに広がりました。
面白いですねぇ、呑み比べ。火入れしているかどうか、で、こんな風に味わいが変わるものですか。呑み比べしたことで、例えばどちらが料理に合わせやすいか、なんていうことも気付くことが出来ました。
あくまでも、ぼくの場合ですが、純米酒として単体で楽しむなら「出羽桜 桜花 吟醸生酒」が良いかな、と。純米酒としての主張があります。食事と合わせるなら「出羽桜 桜花 吟醸火入れ」だと思いました。料理との相乗効果が感じられました。以上、個人の感想です。
余談
そうそう、日本酒って縁だな、と思ったのですが、ゴールデンウィークに義実家に遊びに行く際に日本酒を買っていくことが多いのですが、浦和パルコの地下にある大丸に行ったら「出羽桜 桜花 吟醸火入れ」があったのですねぇ。
義母は料理が美味い。義父は純米酒が好き。となれば、迷わず「出羽桜 桜花 吟醸火入れ」の一升瓶を購入した次第です。自分でテイスティングしてますからね、間違いないです!
「SAKELIFE」には2つのコース
ぼくがお願いしている「ぐい呑みコース」は月5,000円のコースです。一升瓶または四合瓶が2本届きます。今回は四合瓶が2本届きましたが、同じ蔵元の呑み比べはなかなか経験できるものではないので、貴重な経験が出来ました。
先月は一升瓶だったのですが、実は一升だと一人で呑むにはちょっと多かったんです。遅くても一週間くらいで呑み切らないと味が変わってしまうと分かったので、一人でまったりと楽しむなら月3,000円の「ほろ酔いコース」がいいのかな、と思いました。
是非、先月の「SAKELIFE」日本酒コンシェルジュの選ぶ日本酒のある生活 → 家呑みが楽しくなるカモ!?も併せてご覧ください。
料金プランはコチラでご確認ください。1ヶ月のトライアルコースもありますよ!
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