日本マクドナルドからお声掛け頂きまして“世界のマクドナルドを食べる”がテーマの「世界の★★★マック」試食会に参加させて頂きました。フランス、インド、オーストラリアのご当地バーガーが食べられる企画です。えっ、インドのマクナル!?
今宵、5種類のハンバーガーを頂きました!
マクドナルドPR部のヤマモトさん
「三つ星には非常に美味しい、三つ星級という意味を込めている。ビッグアメリカが記憶に新しいと思う。アメリカの都市をイメージして日本オリジナルで開発した。今回は世界で販売しているバーガーを日本で展開している。
第1弾のル・グランは食の本場、フランスからエントリーしている。通常のハンバーガーの2.5倍のビーフ。
第2弾はインドから。ホット ゴールドマサラ。こちらは日本人好みのカレー風味、馴染みのある商品に仕上がっている。
第3弾はオーストラリアのオージーデリ。みなさんにおおっと思って頂ける食感になっている。
少し前にとある地方でテストを行なっている。マックらしい、パンがもちもちしている、ソースが好き、などビッグアメリカを凌ぐ点数となった」
メニュー開発担当のフキザワさん。
「ル・グラン トマト。フランスにある製品に限りなく近づけて日本で再現した。パンが普通のバンズではない。チャパタ。マクドナルドでは初めて採用した。バターソースを使っている。普通はケチャップやバーベキュソースだが、フランスは味付が違う。ル・グラン ソーセージ。先ほどはトマトにレタス、モッツァレラチーズだったが、あえてトマトを食べないという人もいるはず。全く違う味付で、ル・グランの個性を引き継ぐ商品。ピリ辛のマスタードレディッシュソース。
普通のバンズは丸くてどこから食べても同じ歯形がつく。均一になるように色々なことをしている。バンズは焼く前にグルテンを切ってしまう。それで同じ食感になる。チャパタはこねてグルテンを切らないように伸ばす。それをそのまま焼いたのがチャパタ。食べた食感や小麦粉の風味が、他のバーガーと違っている。
3品目。チキンマハラジャマックという名前で販売されている。見た目のインパクトに惚れて日本で再現してみた。インドのマクドナルドはチキンを使った商品が非常に多い。宗教上の理由。そのインドでビックマックと言われている、チキンマハラジャマックをホット ゴールドマサラとして販売。ボリュームもあってスパイシーな商品。
ボリュームもいらないし辛いものが苦手な人には、マイルド ゴールドマサラも開発した。これは日本オリジナル。はちみつを隠し味にしたマイルドなカレーソース。りんごのチャツネを使ったチャツネマヨソース。パティはチキン。ホット ゴールドマサラと同じだが、カレーソースを全体に絡めるような形でまぶしてある。甘口だが、熱々なチキンがカレーを吸っている。
最後はオージーデリ。パストラミビーフ、ビーフの燻製のようなものをたっぷり挟んでいる。使っているのはオージービーフ。赤身の多いもも肉を塩漬けにしてスモークした。そのままで固いので薄くスライスし、これでもかと挟んだ。詳しいことを言わないが、食べてみて楽しんで欲しい」
世界60カ国以上のマクドナルドを訪れているという、ブルータス副編集長のタジマさん。
「今はもう106カ国くらい行っている。18歳で初めて海外旅行に行った。世界中どこにでもあって、国の個性が出ている場所として、マクドナルドと思った。持って買える訳にはいかないので、トレイマットを集め始めたのが最初。その国のメニューがそれぞれあるのが面白く感じるようになった。
ベストトレイマットはブラジル。従業員の履歴書になっている。国ごとに個性があって面白い。
一番好きなバーガーはノルウェイのキングサーモンのバーガー。ノルウェイはフィッシュバーガーが3つとか4つある。第2弾ではノルウェイのサーモンバーガーをぜひお願いしたい(笑)
食べ物以外で印象に残っているのは、フランスのマック。いい感じの場所が多い。ニースだったと思うが、クッキーやお茶を売っていて、普通のマックと違ったカフェぽい場所があった」
注:ジェット☆ダイスケではありません。
山本「ブラジルの履歴書のトレイマットは斬新で面白い」
フキザワ「ぜひサーモンのバーガーを検討したい。北欧は実際に面白いものが多い」
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では、実際に試食した感想などを!
第1弾 フランス
ル・グラン トマト
サンドイッチのバターは苦手なのですが、ル・グランのバター味は大丈夫でした。むしろバターソース美味しいです。肉とバターの相性が良いのでしょうか? チャパタはムチモサした食感が面白かったです。
ル・グラン ソーセージ
ペッパーなソーセージが大きい! なかなかの厚みでドーン! なので、ソーセージ好きにはたまらないですね。ミート&ソーセージって意外に良いペアなのかも? と思いました。やっぱりバターソースが演出するハーモニーが良いのかなぁ。
第2弾 インド
ホット ゴールドマサラ
ちょっと分かりにくい写真で恐縮ですが、かなり標高が高いです。チキンなので、整形されてないので、やはり厚みが出るのでしょうね。
そして味の方ですが‥‥インドカレーや! これはインドのカレーや! やや辛めな感じが素晴らしいです。インドなカレーなスパイシー。
マイルド ゴールドマサラ
せっかく世界のマクナルを楽しめるのに、わざわざ日本人好みの味付にしなくてもいいんじゃないの‥‥と思ったんだけど、これが美味い!
日本人好みの仕立てるために、リンゴとハチミツを隠し味として使っているそうなのですが、まさにこれは家カレーの味。カレーです。DNAレベルの刻み込まれた甘口カレー。これは日本人だったら、みんな大好きなんじゃないかなー。
第3弾 オーストラリア
チーズオージーデリ
最後に頂いたのはチーズオージーデリ。徐々に濃い味へと遷移してきて、カレーで頂点を極まった後に、最後に再びさっぱり系のパストラミに。パストラミビーフが冷たいの! なるほど、これは初めての食感ですね。暑い日に食べたいなぁ。
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質疑応答
Q.
包み方がそれぞれ違った。特徴やこだわりはあるのか?
A.
いいところに気付いて頂いた。ル・グランはペーパーから開発した。形が今までのラップやテリヤキのバックと違うもので、ジャバララップと呼んでいる。バターソースやジューシーなパティの肉汁が垂れないように袋状になっている。テリヤキもそうだが、作るのが大変。今回はそのようにならないように。他はそれぞれバンズの素材などに合わせている。
Q.
注文を受けてから作るが、一番作るのが難しいのはどれ?
A.
時間がかかるのはホット ゴールドマサラ。手数が多いし嵩ルナ久手は重ねなくてはならないので。
Q.
3つめのオージーデリとチーズオージーデリのパンの形がかわいかった。形にも美味しさの秘密がある?
A.
いいところに気付いて頂いた。バテーバンズと呼んでいる。バテイは馬蹄。普通のハンバーガーのパンに比べるともっちりしている。これだけスチームしている。中に冷たいパストラミを挟んでいる。冷たいものを挟んでも美味しく食べてもらえるようになっている。
Q.
この新しいキャンペーンに対してのCMは明日から流れる?
A.
流れる予定。
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ビッグアメリカは、アメリカの都市をイメージしたハンバーガーを日本オリジナルで開発するというものでしたが、今回の「世界の★★★マック」は、あくまでも現地の味を再現するというもので、とても面白い試みだと思いました。
フランスのチャパタとか、インドのカレーとか、オーストラリアのパストラミとか、本当に現地ではこういうのが食べられているのだろうなぁ、と思うと、なにやら楽しい気持ちになりました。
逆に、日本のマクドナルドを訪れる海外の旅行者はどんな風に感じているんでしょうね? なんとなく、マクドナルドは世界共通のメニュー、みたいなイメージがありましたが、お国柄が現れるというのは面白い発見でした。
今回のバーガーの中では、個人的にはゴールドマサラがオススメです。ホットもマイルドも良いです。カレー好き→日本人だなぁ、なんて実感しましたね。
このシリーズ、是非とも続けて欲しいですね。サーモンフィッシュバーガーとか、タルタルな感じで食べてみたいですよ!
ごちそうさま!!!!!
ということで、マクドナルドの「世界の★★★マック」シリーズは本日よりスタートだそうです!