ドラムヘラーにある「Horse Thief Canyon」にも足を運んでみました。「Horseshoe Canyon」のように、荒涼とした土地を見渡すことができる場所です。
馬が盗まれた、というような話が「Horse Thief Canyon」の由来のようです。実際には戻ってきたようですが。
複雑な地形だけに、隠れて見えなかったのでは、ということもあるようです。
かつては、行商人がここを馬を連れて横断していたそうです。人が歩いて横切るだけでも、相当大変そうなのですが。
歩くのが好きな人には、トレッキングコースがあるのでオススメです。
何も考えずに無言でシャッターを切り続けたのですが、ガイドさんの言葉が胸を打ちました。「カナダはこんな風に無音の場所があるんですよね」
確かに。
聞こえるのは風の音のみ。
途中「ブーン」という音が聞こえていて、どこかでバイクでも走っているのかと思っていたのですが、蜂の羽音でした。
無音の場所。