【Pogoplug】最近の運用について〜ハードディスクをオフサイトクラウドストレージにバックアップ

2013 02 14 1130

時々、新しいオンラインストレージサービスが登場して話題になりますが、最近では「Bitcasa」が正式版になり、ぼくの周りでも使っている人が増えていました。

少し前には低価格で容量無制限の「Pogoplug Cloud」も話題になりましたが「Pogoplug cloud」vs.「Bitcasa」――容量無制限オンラインストレージ対決という記事があったのでご紹介です。

定額制とはいえ、毎月、あるいは毎年のランニングコストが発生する以上、支払いが発生する前に実際に使えるかどうか、自分の環境で試してみたいと考えるのが普通だろう。その点、Bitcasa、Pogoplug Cloudともに無料プランがあるので、まずはアカウントを作成し、使用感をみてみるとよい。利用できる容量はBitcasaが10Gバイト、Pogoplugは5Gバイトだ。Bitcasaは容量無制限でも14日間のフリートライアルが可能となっている。

ぼくの最近の環境は、他の人との共同作業の場所として「Dropbox」を使い、バックアップとして「Pogoplug」を使用する、というものです。

作業をするにはローカルにファイルがあった方が便利なので、やはり「Dropbox」が便利です。

ただし、ローカルにファイルがあるということは、それだけマシン内の容量も食う訳で、なんでもかんでも「Dropbox」に入れておくという訳にもいきません。

そこで、必要なくなったファイルをバックアップ的に入れているのがハードディスクを接続するタイプの「Pogoplug」になります。

※「Pogoplug Cloud」ではありません。

オンラインストレージというと、気になるのはスピードだと思います。記事では、注ぎのように説明されています。

Bitcasaの速度はPogoplug Cloudに比べるとかなり高速に見える。これはキャッシュの効果によるものと思われ、実際にBitcasa Webブラウザなどからダウンロードできるようになるにはある程度時間がかかる(システムトレイのBitcasaがしばらくWorking状態のままになる)。書き込みキャッシュに収まる範囲では10~12Mバイト/秒程度だが、それを超えると数Mバイト程度にまで次第に落ちていく。

「Pogoplug Cloud」は、あまり速いという話は聞かないのですが、記事の筆者の環境も同様のようです。ここは、ぼくも「Pogoplug Cloud」の大きな改善ポイントなのだろうなぁ、と思っています。

が、個人的にはバックアップ用途で使うならば「Pogoplug Cloud」よりも、ハードディスクを接続するタイプの「Pogoplug Family」がオススメだと思っています。

もともと「Pogoplug」にオンラインストレージサービスはなく、デバイスに接続したハードディスクにネットワーク越しにアクセスできる、というサービスでした。

そこに、サービスが次々に増築されるような形で増えていったので、昔からのユーザにも分かり難い状況になってしまっています‥‥というのは、また別の話ですね。

「Pogoplug」が便利だと思う理由とは?

で、初心にかえるという訳でもないのですが、最初のハードウェアタイプの「Pogoplug」がやっぱり便利だと思うのは、次のような理由です。

・ローカルでアクセスすると高速

ローカルネットワーク内ののハードディスクにデータがあるので当たり前なのですが、大量のデータをバックアップしたりするのに便利です。仕事場に置いておけば、速度的な不満はないと思います。

外出先からの利用に関しては「Pogoplug」の置いてあるネットワーク環境にも依存することになるので遅く感じる場合もあるかもしれませんが、万が一、バックアップしたデータから探す、という用途であれば十分だと思っています。

とはいえ、写真や動画をブラウズするといった用途はそれなりにサクサク動くし便利です。

・ハードディスクのデータをクラウドにバックアップ

実はこれが地味に大好きな機能でして「Pogoplug」デバイスに接続しているハードディスクの中身を、クラウドに自動でバックアップすることができるのですね。

これは「Pogoplug Family」の「オフサイトクラウドストレージ」という機能なのですが、指定したフォルダをクラウドに自動でバックアップしてくれます。だから、自宅にあるハードディスクに万が一があっても安心なのです。

元の記事に戻りますが、

バックアップストレージとして利用する限りはオンライン上のデータ/ファイルはすべて手元にもあるため、破棄すればいいだけの話だ(もちろん、データ破棄が適切に実施されるかは別の問題だが)。しかし、オンライン上に「しか」ないデータはあきらめるか、引き上げるかのどちらかを選択しなければならない。

ということも、常に考えておかないといけないのですよね。

「Pogoplug」でデータを二重にバックアップ

ぼくの場合は、

・「Pogoplug」に接続したハードディスク(手元)
・オフサイトクラウドストレージ(オンライン)

として、大事なデータは二重でバックアップされています。

データとバックアップについての考え方次第だと思いますが、最近のぼくの運用はこんな感じになっています。

【Pogoplug】オフサイトクラウド(Amazon Glacier)へのバックアップに対応した「Pogoplug Family」を試すという記事も参考にして頂けたら幸いです。

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