東京新聞の実施した、東京23区からの転出者が増えた市区町の調査によると、1位は神奈川県藤沢市なのだそうです。「東京脱出」した人はどこへ? 23区からの転出者が増えた市区町、調べましたという記事になっています。
新型コロナウイルスの感染拡大で東京23区からの転出者増が止まらない。都の毎月1日現在の調査では3月は全ての区で前月より人口が減った。では転出者はどこに移ったのか。本紙は昨年1年間の23区からの年間転出者数を独自に集計。
移転先を2019年の数字と比較したところ、神奈川県藤沢市の増加数が最多だったそうです。そういえば友人でも神奈川県藤沢市に移住したケースというのは、いくつかありますね。
8位に神奈川県鎌倉市、15位に神奈川県茅ヶ崎市もランクインしていますが、引っ越すなら海の近くで、というのは分かる気がします。50年近く海なし県に住んでおりますが。
ちなみに東京駅からだと藤沢駅は46分、茅ヶ崎駅だと53分と、思っているよりも遠いイメージです。
東京駅から鴻巣駅が53分というと、埼玉県民には分かりやすいでしょうか。都内からの移住を検討した場合、そのくらいまではエリアに入るということですね(所要時間的に)。
所要時間と生活のしやすさなどを加味した住みやすい街として選ばれている‥‥と思えるランキングです。
トップ5はこんな感じです。
1位 神奈川県藤沢市
2位 東京都三鷹市
3位 横浜市中区
4位 東京都小金井市
5位 川崎市宮前区
川崎市に引っ越した友人もいますね。テレワークがメインになると、ふだん過ごす住環境が過ごしやすいほうが、QOLが上がるのだろうなぁ、と見ていて感じます。
どうしても都内に通わないといけない人は別として、テレワークの人はどんどん都心を離れていくかもしれませんね。
ちなみにさいたま市は岩槻区がかろうじて29位にランクインしています。浦和区は駅周辺にマンションがニョキニョキと建設され、数千人規模で人口が増えているような気がしますが、23区からの移住ではないのでしょうね。
浦和駅は東京駅に30分、渋谷駅にも30分と都内に出るのに非常に便利な立地なのですが、テレワークがメインであればそれもあまり関係ありません。
加えてより良い教育環境を求めて移住してくる人が多いのですが、それもあって教育熱がヒートアップしているようなので、のびのびと育児したい人には向かなくなりつつあるかもしれません。