ブラジルのプロサッカーチーム「シャペコエンセ」の選手たちを乗せた飛行機が墜落した事故で、その原因の一つが燃料切れだったことが明らかになったようです。墜落機、燃料切れか 最大航続距離若干足りずという記事になっていました。
コロンビア中部メデジン近郊でブラジルのプロサッカー選手らが乗ったチャーター機が墜落した事故で、機長がメデジン空港の管制官に対し、電気系統のトラブルに加え、燃料が不足しているため、優先的に着陸させてほしいと求めていたことが11月30日、分かった。
まさかの燃料切れ‥‥墜落したBAe146の最大航続距離は2,965kmで、ボリビア東部サンタクルスとメデジン間の距離に足りないということです。電気系統のトラブルもあったということですが、燃料切れというのは人災のような気がします。機長もフライトする前に気づいていなかったのでしょうか。
APは、墜落時に同機が爆発炎上しなかったことも燃料切れの根拠と伝えた。また、救助された乗員が「燃料切れになった」と話したとされる。
ブラックボックスが回収それれば、その内容から事故原因も明らかになると思いますが‥‥シャペコエンセの墜落事故、なぜ燃料ギリギリで飛んでいたのか?によると、緊急事態を伝えたことが直前だった理由に関して、履歴書に緊急事態宣言をしたことが書かれてしまう、罰金が課せられる、といった専門家からの指摘がなされているそうです。それにしても、大勢の命と引き換えとは‥‥。
しかし、パイロットのミゲル・アレハンドロ・キロガ・ムラカミ氏は直接メデジンへと向かうことを決断している。補給の判断についてはすべて彼に任されていたという。
途中に燃料を補給する計画もあったということですが、これもまた機長の判断に委ねられていたということです。ギリギリ、たどり着けると賭けてしまったのでしょうか。