タクシー、初乗り「0.88キロ370円」実証実験へという記事を書いておりましたが、日本交通が具体的に動き始めたようです。初乗り1.059kmを410円として、国土交通省に申請します。タクシー初乗り、東京400円台も 距離縮め、来春にもという記事になっていました。
大手の日本交通が5日、23区と武蔵野市、三鷹市を含む営業区域の運賃改定を国土交通省に申請する。初乗り距離を1・059キロに縮め、運賃は410円。その後、235・25メートルごとに80円を加算し、2キロ時点で730円とする。
これまでの初乗り2kmで730円とするならば、運賃の「組み替え」とみなし、値上げの場合と比べ審査を簡単にすることを国土交通省は決めておりました。
日本交通の場合も、410円から0.235kmごとに80円を加算し、2kmで730円となるように調整されているそうです。
高齢者や子連れ客らに、買い物などの近距離でも気軽に乗ってもらうねらいがある。
利用者にとっては、短い距離でもタクシーに乗れるのはありがたいと思います。が、タクシードライバーにとってはどうなんでしょうね。なんだか近距離は稼げないので面倒と思われないかどうか‥‥タクシーって、なんとなくドライバーに気を遣ってしまうんですよね。それは悪いことではないんですけど。別にサービスとしてあるのだから、乗車距離を気にする必要もないのですが。
初乗り1km410円が実現するのは、2017年春からの見込みとのことです。