日本一低い山である徳島県徳島市の「弁天山」で、山開きの式典が行われました。標高6.1メートルだそうです。日本一低い山「弁天山」山開き大盛況 6.1メートルという記事になっていました。
自然にできた山としては日本一低いとされる徳島市の弁天山(6.1メートル)で1日、山開きの式典が行われた。
標高4.5メートルの天保山など、もっと低い人工の山はあるそうですが、自然の山としては日本一低い山とされているのが「弁天山」だそうです。
基本的には低い山なのでいつでも“登山”できるとは思いますが、標高6.1メートルにちなんで毎年、6月1日に山開きの式典を実施しているそうです。
「開山以来、一人も遭難者がいない安心・安全な山。山の事故が1件でも少なくなるよう祈願して活動を続けていきたい」と地元保存会の方はコメントしています。
6.1メートルだと丘のようにも思えますが、国土地理院のサイトを確認すると丘と山を区別する基準は定義されていないそうです。
国土地理院では定義はしていません.
辞典等によりますと,丘は,その周囲より高いが,山よりは低くかつ傾斜のゆるやかな地形である.山と丘の区別は明確ではなく,この定義に当てはまる地形であっても「山」あるいは「山岳」と呼ばれる場合もあります.
山 – Wikipediaによると「例えばブリタニカ百科事典では、相対的に2,000フィート(610m)の高さを持つものを山としている」という記述もありました。
「弁天山」に関しては、昔から地元の人が“山”と呼んできたということなのでしょうね。
大阪人が誇る「日本一低い山」にライバル続々 :日本経済新聞という記事もありまして、日本各地の低山が訪問されています。人工ですが秋田県大潟村の大潟富士の標高は0メートルだそうです。八郎潟を干拓してできた村で、村内は海抜-3〜4メートルなのだそうです。
「山」とは何なのか? 改めて考えると良い機会になりました。