北海道の「白い恋人」が、大阪の「面白い恋人」を商標権侵害で訴えたようです。「白い恋人」製造元、「面白い恋人」の吉本を提訴という記事になっています。
北海道の人気菓子「白い恋人」を製造・販売する石屋製菓(札幌市、島田俊平社長)は28日、吉本興業と子会社のよしもとクリエイティブ・エージェンシーなどを札幌地裁に提訴したと発表した。
吉本興業の「面白い恋人」というのは、少し前からネットでもちらほらと見かけるようになっていて、話題になりつつあるのだな、とは思っていました(発売自体は2010年)。
▼大阪新名物「面白い恋人」 | ご当地グルメ観光ガイド – ぐるたび
大阪城が描かれた上品なパッケージの中身はというと、みたらし味のクリームをサンドしたゴーフル。サクサクした歯ざわりと、ふんわりとしたみたらしの風味がおいしく、ネタとして購入する人だけではなく、しっかり味でも選ばれているようだ。
もちろん、これは北海道の有名なお菓子「白い恋人」にインスパイアされたものなのだと思います。
吉本興業子会社などが販売する土産菓子「面白い恋人」が石屋製菓の「白い恋人」の商標権を侵害しているとし、販売差し止めなどを求めた。
「白い」と「面白い」は明らかに違いますし、パッケージが似ているのかと思いきや、決してそうでもないようです。
ただ「面白い恋人」が「白い恋人」にインスパイアされている、というのもまた明らかだと思いますし「○○の恋人」というのも「白い恋人」独自のものだと思います。
どんな判断が下されるのでしょうか。