東日本大震災を機に、茨城県大洗町で活動していた暴走族「全日本狂走連盟愚連隊大洗連合ミスティー」が解散し、ボランティアチームとして再出発したというニュースです。
震災機に解散、ボランティアになった暴走族という記事になっています。
解散したのは、同町の高校生など15人で構成された「全日本狂走連盟愚連隊大洗連合ミスティー」。メンバーが入れ替わりながら約30年間、同町や水戸市などで、集団でバイクを乗り回し、爆音を響かせてきた。
30年も活動を続けていたのですか。高校生などがメンバーで、総長は16歳と伝えられています。
30年の歴史があったのに、なぜ解散することになったのか?
理由は東日本大震災だそうです。
避難所などで「敵」と思い込んできた近所の大人や警察官から「飲む水はあるのか」などと気遣われ、「暴走なんかしている場合じゃない」という気持ちが強くなったという。
人のやさしさに触れて改心した、ということになるのでしょうかね。
総長は解散式で「今まで地域の人に迷惑をかけた。今後、暴走行為は行わない」などと宣誓書を読み上げ「族旗」は水戸署大洗交番所長に。
今後はボランティアチームとして再出発するそうです。ここがプライマイナスゼロのスタート地点ですね。ぜひ、ボランティア活動を継続して欲しいです。