赤痢でガスト120店営業自粛というニュースがありました。東北地方で細菌性赤痢を発症した人が「ガスト」で食事をしていたことが分かり、120店舗で営業自粛を発表しました。
これについて、「すかいらーく」によりますと、宮城、福島、青森、山形の4県で細菌性赤痢を発症した15人のうち14人が運営するレストラン「ガスト」の13店舗で食事をしていたという報告が各地の保健所などからあったということです。
東北地方ではこれまで、4つの県で合わせて15人が細菌性赤痢に感染したことが分かっており、その内、14人が「ガスト」で食事をしていたそうです。
このため「すかいらーく」は安全を確認するため、31日から東北と北海道、それに北関東の一部にある「ガスト」と、その系列店「おはしカフェガスト」「ステーキガスト」の合わせて120店の営業を自粛しました。
これを受けて、食材を納入している宮城県大衡村にある食品工場は3日間の営業停止の行政処分を受けています。
細菌性赤痢でどのような症状が出ているかというと「国内では重症になるケースは少なく、数回の下痢や軽い発熱で済むことがほとんど」ということです。
細菌性赤痢の患者は2010年には232人が確認されているそうですが、果たして今回はどのような感染経路だったのか、早く判明すると良いのですが。
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営業を自粛したのは青森県で11店、岩手県で10店、宮城県で18店、秋田県で17店、山形県で13店、福島県で22店、北海道が23店、栃木県が6店となっている。