甲子園初出場を決めた、愛知県の私立「至学館高校」の校歌がまるでJ-POPだと話題になっています。
まずはお聞き下さい、至学館高校の校歌で「夢追い人」です。
さすがに優勝した試合の後ですので、みているこっちもグッとくるような歌いっぷりになっていますね。
高校生には、こういう校歌が喜ばれるのでしょうかね。みんなで熱唱するには良さそうなメロディです。これまでの”校歌”の常識を覆してくれますね。
ついには弾き語りをする人も現れています。「いきものがかり」に歌って欲しいですね。
至学館高等学校 – Wikipediaによると、もともと中京女子大学附属高等学校という女子高だったそうです。共学になったのは、2005年から。卒業生には、レスリングの伊調馨がいます。
J-POPな校歌ということで、確か松任谷由実の作って校歌があった気がしてググってみました。
MISSLIM – Wikipediaによると「MISSLIM」の収録されている「瞳を閉じて」がそうでした。
DJをしていたユーミンの元に、当時校歌がなかった、長崎県立奈留高等学校の生徒から依頼の葉書が来て、同校の校歌として作られ、愛唱歌となった。1988年歌碑が作られ、除幕式にユーミンも参加。同時発売のシングル『12月の雨』のB面に収録された。2000年映画「スイート・スイート・ゴースト」主題歌。2004年~NHK総合『NHKアーカイブス』のテーマ曲。
ただし、校歌として作られたものの、愛唱歌として落ち着いたようです。
奈留高校・幻の校歌、荒井由実さんの「瞳を閉じて」:アトリエ隼 仕事日記という記事に、そのエピソードがあります。
それはまだ同校が長崎県立五島高等学校奈留分校だった時代の昭和49年、当時の生徒であった藤原あつみさんが、荒井さんのラジオ番組に「オリジナルの校歌がない、私の学校に校歌をつくってほしい」というハガキを送ったことがきっかけでした。
分校だったので、校歌がなかったのですね。ユーミンは「瞳を閉じて」を作詞作曲してくれました。その後、奈留高校として独立するも、校歌としては見送られたそうです。
今では‥‥
就職や進学で卒業生が島を出ていく時には、港で「蛍の光」とともに流される
ということですよ。島の愛唱歌になっているのですね。
「手紙からイメージを膨らませ、遠くに行った友達へメッセージを送るつもりで作ったんです」とユーミン。
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