寒波:北欧バレンツ海の高気圧が影響? 冬将軍の予測もという記事より。
北欧スカンディナビア半島沖のバレンツ海に高気圧が現れると、7~10日後に強い寒波が日本に到来しやすいことが、海洋研究開発機構の堀正岳研究員(気候学)の分析で分かった。
@mehoriこと堀正岳研究員(気候学)の研究成果が新聞に掲載されております! すごい! 堀正岳研究員!
具体的には、
北欧スカンディナビア半島沖のバレンツ海に高気圧が現れると、7~10日後に強い寒波が日本に到来しやすい
というものだそうです。現在の的中率は5割ということで、今後の堀正岳研究員のさらなる研究に期待がかかります。
この研究自体は2009年〜2010年の冬を調査したものだそうで、なんとそれをさらに調査するために、堀正岳研究員は2011年1月に北欧で船に乗っていたのでした!!
堀正岳研究員が船上からツイートしているな、と思っていたのですが、まさにこの研究に関する調査を、海の上で行っていたのですね。
堀正岳研究員によると「一応今年の年始豪雪と福井豪雪も似たような現象だったのを確認してる」ということなので、さらに調査研究が進めば、日本にやっている強い寒波も予測ができるようになる訳ですね。すごいです。
ちなみに新聞では「冬将軍って思った以上に遠いところからくるのね」という風に紹介されているそうです。確かに。スカンディナビア半島沖ですからね。
今週末は雪の予報なのですが、スカンディナビア半島沖のバレンツ海に高気圧が関係していたりするのでしょうかね。ちょっと気象が身近になった気がしますね。