暗闇で犬の目が光るのはなぜ?

犬は目が悪い、は本当?という記事より。

犬の目は人間の目とは少し違うということはおわかり頂けたかと思いますが、暗いところで目が光るのもその一つ。

特に暗いところで犬の写真を撮ったりすると、目が光っていることがありますね。あれはなぜなのか?

犬はそもそも近視で、視力は0.3くらいだろうと言われているそうです。ただし、動体視力は優れており、遠く離れていても動くものに反応することができるのだとか。

で、なぜ犬の目が光るのか? ということですが‥‥

犬の目には網膜と脈絡膜の間にタペタムと呼ばれる層があり、反射板のような役目をしています。わずかな光であってもタペタムが反射することによって光を再利用し、暗いところでもよく見えるようになっているのです。

わずかな光でも反射して再利用するためのタペタムという層のおかけで、犬の目は暗いところでもよく見えるそうです。そして、そのタペタムが反射するので、犬の目が光って見えるのだとか。

どのくらいの光で見えるか?というと、人間が必要とする3分の1程度の光しかなくてもものが見えるということ。

近視だけど、暗い夜道も見えていということなのですね。

犬語の話し方 (文春文庫)

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