山口市が「中原中也」を商標登録出願という記事より。
「汚れつちまつた悲しみに……」などの詩で知られる山口市出身の詩人・中原中也(1907-37年)の名前を、山口市が特許庁に商標登録出願していたことが28日、分かった。
詩人・中原中也の生まれ故郷である山口市が「中原中也」という名前を商標登録出願していたことが明らかになったそうです。
「無関係な第三者が商標登録して使用が制限されるのを防ぎ、山口の文化的財産として保護するのが狙い」ということで、誰か悪意のある人に登録されてしまう前に‥‥ということなのでしょう。
自由に使えなくなるというか、これをきっかけに山口市が何かをたくらんでいるとアレですが「山口市の活性化に結び付くものであれば、使用料は取らない」ということです。
あれ? 山口市の活性化に繋がらないものはダメですか?
中原中也 – Wikipediaを見ると、広島だったり、京都だったり、都内にも住んでいたことがあるようですが。
▼汚れつちまつた悲しみに…―中原中也詩集 (集英社文庫) (文庫)
■関連記事
市文化政策課によると、2月24日に本人の筆跡の「中原中也」「中也」の2つを出願。特許庁の審査を経て、登録完了するのは半年―1年後で、菓子類や文房具類など5つの区分で市が商標権を持つことになる。