立正大、札幌大もデリバティブで含み損

立正大も含み損148億円「学校経営には影響なし」という記事より。

立正大(東京都品川区)が資産運用を目的とした金融取引で、今年9月末時点で約148億円の含み損を抱えていることが21日までに分かった。

駒沢大学がデリバティブ(金融派生商品)取引で154億円の損失を出したことが明らかになったばかりですが、やはり駒沢大学だけではなかったみたいです。

大学の説明によると、資産運用は国債や地方債、外国債を組み込んだ投資信託などで、国内の証券会社を通じて行っている。今年3月末時点では約96億円の含み損だったが、金融危機や円高などの影響で含み損が拡大したという。

そういう意味では、ぼくもデリバティブで含み損を抱えている訳なのですが、何しろ148億円というのが巨額ですよね。大学って、随分とお金持ちなのでしょうか。

さらに札幌大も20億円の含み損「学校運営に影響なし」という記事もあり、

札幌大によると、資産運用は国内の証券会社を通じ、総額約79億3000万円を仕組み債や投資信託、国債で行っている。

というようなことが明らかになっています。いずれも「学校運営には影響はない」としています。

ついでにサイゼリヤも、サイゼリヤ140億円評価損 最終赤字もだそうです。

ファミリーレストランチェーンのサイゼリヤは21日、豪ドルに絡むデリバティブ(金融派生商品)取引による評価損が発生し、11月末時点で約140億円になる見込みだと発表した。

時期が時期だけに、ということなのでしょうが、みんなしてデリバティブで含み損です。

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サイゼリヤは、オーストラリアの工場で製造したハンバーグやホワイトソースを輸入しており、為替の変動による損失を避けるためにデリバティブ取引を行っていた。