暑すぎて仕事効率低下も…クールビズ28度の疑問噴出という記事より。
夏のビジネス軽装として定着した「クールビズ」だが、4年目を迎え、冷房の設定基準温度とされる「28度」に疑問の声が噴出している。
「クールビズ」として定着している、冷房の設定温度28度ですが、専門家も「パンツ一丁にならないと快適さは得られない暑さ」と指摘する暑さで、むしろ「仕事の効率が下がる」と疑問視する声が出てきているという記事です。
そういえば、ダイキンが「28度でも涼しい」というTVコマーシャルを始めましたが、裏を返せば「28度では暑い」ということになります。
「28度では正直、暑いですよ。現状ではクールビズでみなさん我慢を強いられている。その点を問題提起するためにも、これでいこうとなりました」
ダイキン社内でも激論があったみたいですが「問題提起」として「28度でも涼しい」としたそうです。
日本建築学会によるクールビズのオフィス環境への影響に関する調査では、軽装でも室温が25度から1度上がるごとに作業の効率は2%ずつ低下。
仕事の能率を取るか、エコを取るか、というところなのでしょうか。
服を着ていると28度では暑く感じるので「一般的には26度ぐらいにすべき」という大学教授の話も。
クールビズの源流は、関西の自治体や経済団体で構成する「関西広域機構」が99年に始めた「エコスタイル運動」にさかのぼる。同機構の広報担当者は「環境相就任直後に視察にこられた小池さんに、『それ、いいわね』と気に入っていただき全国に広まったんです」と自慢げに説明する。
とはいえ「関西広域機構」の担当者も「根拠があるわけでも厳密な計算をしたわけでもないので」ということなのだそうです。
環境による部分も大きいので、28度を目標に適温を探る、というのが良いのでしょうか。
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