南極観測船しらせ売りますという記事より。
南極地域観測統合推進本部(事務局・文部科学省海洋地球課)は4日、老朽化したため今年八月に退役する南極観測船「しらせ」の購入者を、民間企業など広く一般から募集すると発表した。
南極観測船「しらせ」が、民間などに売却されることになりました。理由は老朽化ということです。
条件として「国民、特に青少年の南極観測への関心と理解が増すように保存活用すること」というのが付けられています。
昨年、地方自治体に購入を募ったが希望がなく、一般から募集することになった。
オークションみたいに入札するのかと思いきや、これから価格は算定されるそうです。価格が分からないと欲しいかどうかも分からないですね。
もし希望者がいなければ、スクラップになるということです。
しらせは全長134メートル、幅28メートルで、11、600トン。1982年に完成し、83年から24回にわたり南極観測の隊員や物資の輸送を担ってきた。
老朽化ということなので、もし購入しても船として利用するのではなく、展示という形になるのでしょうか。
それにしても全長134mというのは、おいそれと購入できなさそうです。
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しらせは昨年11月、最後の南極観測の航海に出発。今月12日午前に東京・晴海埠頭(ふとう)に帰還する予定。