小林製薬が銀の除菌効果を過大表示という記事より。
小林製薬は13日、消臭剤など「銀イオンの除菌・消臭効果」をうたった製品のすべてについて、実際には銀の含有量が少ないため十分な効果がなく、消費者に誤解を招く表示をしていたと発表した。
「銀の消臭元」「銀のブルーレットおくだけ」「トイレその後に」など、小林製薬の銀の消臭効果をうたう製品が、実は銀の含有量が少ないために十分な効果がなかったことが明らかになったそうです。
昨年12月、公正取引委員会から銀の効果を表示する根拠を示すよう求められ、社内調査を進めていた。
調査結果によれば、含まれている銀ではカビや雑菌を除去するほどの効果を確認できなかったということです。ただし、他の成分などもあるので、製品としては消臭効果はありました。
「へー、銀てすごいなー」と思っていたのですが(確かに消臭される)、実は銀の効果ではなかった、と。
製品の特徴としては「銀の効果」とした方が、分かりやすいというのはあると思うのですが、銀の消臭効果はほとんどなかったということです。
「銀の効果」に関しては、2007年11月にアース製薬が既に、公正取引委員会から排除命令を受けていたそうです。
■関連記事
申し出があれば返品に応じる。対象は「銀の消臭元」や「銀のブルーレットおくだけ」「トイレその後に」など計15製品。