合同会社36チャンバーズ・オブ・スパイスが「地球の歩き方」監修のレトルトカレー商品「世界のカレー図鑑レトルトカレーシリーズ」を、2024年1月より発売することを発表しました。
第1弾はイギリスの“チキン・ティッカ・マサラ”、タイの“ゲーン・ハンレー”、エチオピアの“ドロ・ワット”の3種類です。
「地球の歩き方」監修のレトルトカレー発売
コロナ禍で海外旅行のガイドブックが出せなくなった中、世界各地の雑学を紹介する「地球の歩き方 旅の図鑑シリーズ」がヒットし、シリーズ12作目に「世界のカレー図鑑」を発行。
「地球の歩き方 ムー 異世界の歩き方」「地球の歩き方 JOJO ジョジョの奇妙な冒険」など、異色のコラボ/タイアップも話題になる中、今回は書籍の枠を超えて、レトルトカレーの監修に乗り出しました。
「地球の歩き方」の宮田編集長は「海外文化を扱うプロである以上、誰もが知っている定番カレーを出しても意味がありません。誰もやっていないことをやりたかったんです」と、レトルトカレーとしては異色のラインアップができあがったそうです。
製品概要
製品名:
・地球の歩き方 世界のカレー図鑑 チキン・ティッカ・マサラ(240g)
・地球の歩き方 世界のカレー図鑑 ゲーン・ハンレー(240g)
・地球の歩き方 世界のカレー図鑑 ドロ・ワット(260g)
価格:オープン価格(税別参考小売価格700円)
発売日:2024年1月1日
「世界のカレー図鑑レトルトカレーシリーズ」ラインナップ
チキン・ティッカ・マサラ(イギリス発祥のクリーミーなチキンカレー)
歴史上インドとのつながりが深く、“カレーパウダー”が誕生した地でもあるイギリス。そんなカレー文化が盛んな同国で、とくに親しまれているのがチキン・ティッカ・マサラです。
1960年代、イギリスのインド料理店で客がパサついたチキンにカレーソースをかけてほしいと頼んだのが始まりと言われており、それ以来イギリス国民に愛され続けており、2001年にはロビン・クック外相(当時)が“イギリスの国民食”であると語ったほど。
最大の特徴であるチキンは、ヨーグルトや香辛料でマリネし、タンドール窯で焼かれたもので、香ばしさが魅力。今回のレトルトカレーでは、一度表面を焼いた食べごたえ抜群の大きな骨付き肉を使用しました。
ゲーン・ハンレー(タイ北部の郷土料理)
タイ料理のみならず、エスニック料理の代表とも言える“グリーンカレー”で知られるタイ。日本でも広く親しまれていますが、今回はあえてココナッツミルクを使わないタイカレーをレトルト化しました。
タイ北部の郷土料理であるゲーン・ハンレー。“ゲーン”は汁気の多い煮込み料理を指す言葉で、“ハンレー”はミャンマー語で豚肉のカレーを意味しています。一般的なタイカレーと違ってココナッツミルクを使っていないのが特徴のひとつで、生姜の辛味、落花生のコク、タマリンドの酸味が効いています。
具材には厚みのある豚バラ肉を使用しており、タイ風豚の角煮カレーとでもいえる仕上がりになりました。
ドロ・ワット(エチオピアのチキン煮込み)
アムハラ語で“ドロ”はチキン、“ワット”はシチューを意味しており、日本での知名度は決して高くありませんが、エチオピア本国はもちろんヨーロッパ各地でも食べられているポピュラーな料理となっています。
一般的なチキンカレーとの違いは、“ベルベレ”と呼ばれる特徴的なミックススパイスが使われているところ。辛さと旨みが絶妙に合わさったエチオピア伝統の味は、日本ではまず口にする機会がないレアなもので、36チャンバーズ・オブ・スパイスがこのレトルトカレーのために再現しました。
また、具材にはほどよい辛味のスパイシーな鶏肉をゴロッと封入。カレーマニアであれば一度は食べておきたい仕上がりになっています。
(プレスリリース)