明治19年創業のさいたま市の老舗川魚料理店「うらわのうなぎ 萬店(まんだな)」が、冷凍自動販売機で販売している冷凍「鰻重弁当」を、さいたま市内の子ども食堂に寄贈したことを発表しています。
「萬店」が冷凍のうな重を子ども食堂へ
明治19年創業のさいたま市の老舗川魚料理店「うらわのうなぎ 萬店」では、店頭に冷凍鰻重自動販売機を設置しているそうです。「萬店」は社会貢献活動の一つとして、この自動販売機の売上の一部を災害義援金や紛争難民、子ども食堂等に寄付する方針だそう。
その一環として、さいたま市見沼区のケア型子ども食堂「なないろキッチン」に冷凍「鰻重」を5個寄贈したことを発表しています。
受け取った同団体の方は「育ち盛りの中学生が多いので、ひつまぶしなどにして食べさせたい」とコメントしています。なるほど、ひつまぶしにすると、より多くの子どもたちの口に届きますね。
「うなぎは年に一度食べられるかどうかのごちそう。一度も口にしたことのない子どもたちもいるのできっと喜んでくれると思う」というさいたま市子ども食堂ネットワーク代表の方のコメントもあります。
なお、寄贈された「鰻重弁当(松)」は1人前5,400円で、できたての鰻をそのまま急速冷凍したものだそうです。タレ、山椒、箸、女将のおすすめ温め方付きです。