
武蔵小山はしご酒の〆として4軒目に訪れたのが「寅圭 武蔵小山店(とらよし)」です。こちらは「寅圭 武蔵小山駅前店」もすぐ近くにあります。
サッと覗いた感じだと、駅前店は常連さんが多くチョイ呑みのイメージで、もう少しゆっくりしたい場合はそこから数分のアーケード内にある「寅圭 武蔵小山店」が良いのかな、と思いました。店の外観もそうですが、値段や接客も含めて大衆酒場らしい大衆酒場で最高でした!
「寅圭 武蔵小山店」のメニュー
広くはない店内にカウンター席とテーブル席がぎっちりとあり、ほぼ満席で賑わっています。1人のお客さん、カップル、4人のサラリーマングループなど客層は多種多様で、ワイワイガヤガヤ感も心地よいです。声のBGMですね。
メニューはこんな感じです。まずはドリンクメニューです。

生ビール390円、ホッピーセットが400円、ハイボールが300円、ワインも300円、そしてチューハイが驚きのなんと180円。これですよ、これ!
レモンサワー、グレープフルーツサワー、緑茶ハイ、ウーロンハイなど、サワー類がオール180円。これは酒呑みには嬉しい価格です。10杯呑んでも1,800円ですから。
続いて食べ物のメニューです。

串焼きは焼きとん80円から。焼鳥も80円からあります。たん、はつ、かしら、しろ、れば、はらみ、がつ、こぶくろ、ばら、てっぽう‥‥串もの種類も豊富ですね。
こぶくろ刺し、ガツ刺し、とりわさは300円。次回は食べてみたい、とりユッケは350円。もつ煮込み380円は豆腐入り、玉子入りから選べます。このほかに煮玉子、煮豆腐がチョイスできるのも嬉しいところ。もつ煮込み豆腐入りに玉子をオンにしても良いカモ!?
がっつりと食べたいと思えば、もつ鍋もあります。850円。
席代が100円と書かれていますが、むしろ安く感じてしまいますね。ありがとう、寅圭!
一品料理系のおつまみも安い!

120円のキャベツにはじまり、220円の冷奴、味噌きゅうり、鶏皮ポン酢。220円の揚げ物ならアジフライも食べられます。280円なら水餃子、揚げ餃子、フライドポテトも。320円のポテサラ、ちくわ磯辺揚げもお酒が進むメニューです。
小腹が空いているならば、400円の煮込み丼は最高だろうなぁ。きっとご飯の上に煮込みが‥‥これまた次回に食べてみたい!
「寅圭 武蔵小山店」で食べたり呑んだり

ということで焼きとんを何種類か注文です。

いい焼き色ですね! 美味しいです。

とりわさのピンクも素敵。

ここで壁に貼られたメニューで気になった「たんすじ煮串」と「コソコソ漬け」も注文してみることに。「コソコソ漬けってなんだ?」って話です。コソコソ‥‥こっそり漬けたもの‥‥なのでしょうか? いろいろな妄想が膨らみます。

串ものは焼くのも好きですが、この煮串系も大好きです。おでんみたいな感じで、味がしみているのが最高ですよね。これはチューハイも良いですが、焼酎ロックも合いそうです。

そしてコソコソ漬け‥‥ではなく、コリコリ漬けでした! 食感がコリコリ。これまたチューハイのアテに最高な!
スタッフが若く元気があり、店内は活気で溢れていました。店内席だけでなく、店の外側にも席があるので、ベビーカーで訪れている若いお父さんとお母さんもいたりして。これからの季節は外席だと少し寒いかもしれませんが、地元にこういう店があるのは嬉しいものです。
狭めの店内で、お客さん同士が譲り合い、肩を寄せ合いしている雰囲気も好きです。「寅圭 武蔵小山店」は1軒目にもいいし、0時まで営業しているので〆に訪れるのも良いでしょう。
これにて武蔵小山の夜はおしまいです。とても美味しく、楽しく呑めました。品川区にこんないい呑み屋の街があるなんて本当に驚きです。山手線の南側もまだまだ開拓のしがいがありますね!
ごちそうさま!!!!!
「寅圭 武蔵小山店」の住所・地図
住所:東京都品川区小山4-4-21