ソフトバンクの孫社長が決算説明会で、2014年春から開始するとしていたプラチナバンド(900MHz帯)のLTE化を初夏から開始すると明らかにしたそうです。ソフトバンクの900MHz帯LTE化は初夏から、2GHz帯と組み合わせたCA導入も示唆という記事になっていました。
2014年5月7日に開催した決算説明会の席上で、今春に開始予定としていた900MHz帯におけるLTEサービスについて作業の遅延を認め、「今夏には(900MHz帯でLTEサービスを)開始できるめどが立った」と話した。
そうですよ。待ってたのに、始まらないなー、と、思っていたところでした。やはり、作業が遅れていたのですね。まあ、ソフトバンクが使用する予定だった周波数帯が、他の事業者に使われていて、移転を促さないといけない、という事情はあった訳ですが。
「既存事業者を立ち退いてもらうためにこちら側が機材を提供したり、まどろっこしいプロセスが必要だった」と孫社長は語ったそうです。
ようやく立ち退きにも目処が立ち、2014年初夏からプラチナバンド(900MHz帯)のLTE化が進められるようになるということです。
いわゆるプラチナバンドが使えるようになると何が良いのか? 電波が遠くまで飛び、さらに建物などを回り込んで電波が届くようになります。つまり、繋がりやすくなる、ということですね。
iPhone 5s/5cが、プラチナバンド(900MHz帯)のLTEに対応しています。
また、孫社長は900MHz帯と2.1GHz帯を組み合わせたキャリアアグリゲーション(CA)によるサービスの導入も示唆したそうです。