メルカリで売れた商品を発送するためにローソンに行きました。いつものようにLoppiにQRコードピッとかざしたところ、店内の「スマリ(SMARI)」を使うようにと画面に表示されます。
いつの間にかメルカリ発送に「スマリ(SMARI)」というシステムが導入されていたようです。「スマリ(SMARI)」について説明しましょう!
「スマリ(SMARI)」の使い方
「スマリ」とは何かを説明する前に、先に使い方を説明します。そうすると「スマリ」がどういうものか分かりやすいと思いますので。
ローソンの店内の奥に、このようなボックスが設置されていました。これが「スマリ」です。
左側にポストのような口があります。正面には液晶画面があります。
液晶画面を見ると「e発送」と「SMARI」という2種類のサービスが利用できるようになっています。
「e発送」のは、メルカリ、モバオク、ヤフオク、ラクマ、PayPayフリマが並んでいます。
ちなみにですが、iPadが端末として使われています。ホームボタンが見えますが、押しても何も起こりません。
ということで、この「スマリ」というボックスは、自分でメルカリなどの商品を発送するための装置でした。
「e発送」を選ぶと、カメラが起動してQRコードを撮影する画面になります。メルカリも発送手続きのQRコードをここで読み込ませます。
QRコードが読み込まれ、関連するデータが表示されます。
詳細を確認し、注意事項の同意にチェックし「発行する」をタップすると、画面右横から伝票が印刷されて出てきます(控えと共に)。
発送する商品に印刷された伝票を貼り付け「スマリ」の横にある郵便ポストのような口から投函すれば発送完了です。
完全に自分の作業だけでメルカリの商品発送ができてしまいました!
レジで発送作業をしてもらうと、印刷とか伝票の封入から貼り付けとか、意外に時間がかかるのも事実です。その間、他のレジ作業が止まってしまいます。
「スマリ」を設置するスペースがあるのであれば、セルフで全ての作業が完結する「e発送」は、実際に試してみてとても便利だと思いました!
「スマリ(SMARI)」とは?
ここで「スマリ」についても説明しておきます。
もともと「スマリ」は、レンタル商品やEC商品を返却するためのサービスとして、ローソン・ナチュラルローソンに導入されていました。
▼ネットショッピングやレンタルをもっと気軽に。新しい返品のカタチ「SMARI」|ローソン研究所
今回のサービスは、納品トラックの「戻り便」を活用した取り組みで、専用BOXに入れられたレンタル品やECの返却・返品商品を、ローソンの配送ドライバーが回収する仕組み。
商品を配達したトラックが回収していくという、実に無駄のないサービスです。
提供事業者を見ると、月額制のファッションサービス「エアクローゼット」や「SHOPLIST.com by CROOZ」「LOCONDO」が並んでいます。ファッション系サイトは気軽に返品できるのが強みになります。
そんな「スマリ」が拡張され、メルカリの発送に使えるようになり、徐々に設置店舗が増えているようです。「スマリ」の左側のポスト部分はメルカリ用の拡張となっています。
全ての端末がメルカリの発送に対応してるのか分かりませんが、スマリボックスの設置店舗はコチラから確認することができます。
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