2018年7月の小規模な「メルカリサロン」、9月の大規模な「メルカリファンズミートアップ」に続き、三度メルカリファンの集う第3回となる「メルカリサロン」が、六本木のメルカリ本社内で開催されました!
今回はお楽しみイベントという内容ではなく、メルカリユーザーが自分のTipsや活用方法をライトニングトークし、さらには各テーブルでユーザーとメルカリスタッフが意見交換するという、本気度の高いイベントとなりました。
#メルカリサロン vol.3 メルカリユーザーとスタッフがメルカリについて熱く語る会としてツイートはまとめてありますが、ブログでもレポートしておきます。
熱き「メルカリサロン」とは?
第3回の「メルカリサロン」は、いい肉の日に開催されました。
会場はいつものようにメルカリ本社内のスペースです。18時30分の開場ともなると、続々とメルカリファンが集まってきました。
軽食と水、アルコール類などが振る舞われました。
司会はお馴染みの @mayuimne さんです。まゆみんさんにはできるネットの連載「俺のメルカリ」にも登場して頂き、いつもメルカリの色々なことを教えて貰っています。
メルカリサロンは?
・メルカリが好き!
・メルカリについて語り合いたい!
・メルカリのノウハウを知りたい、教えたい!
・メルカリの中の人に話を聞いてみたい!
という人たちのためのコミュニティイベントです。
つまりはメルカリが大好きでメルカリ愛が止まらない人たちのためのコミュニティということですね。
実際にメルカリサロンに参加すると、熱い人たちとたくさん触れ合えるのと同時に「え、そんなメルカリの使い方があったのか!」と驚きもあります。これが楽しいのです。
オープニングトークは執行役員のタモさんこと田面木氏。
「カスタマーサポート出身だからお客さんの声を聞くのが大事だと思っている。改善点、ほっこりすること、非常に学びがある。今回は集まって頂いてダイレクトに話が聞ける貴重な機会だと思っている。こういうイベントはもっとやっていきたい」
メルカリユーザーの活用術シェアタイム
まず最初に、メルカリユーザーのライトニングトークが行われました。これがどれも目からウロコと言いますか「そうすればよいのか」とか「そんなメルカリの使い方があったのか」と、驚くものばかり。
既にメルカリをやっている人も、これからメルカリをやろうという人にも参考になることばかりだと思います。
広告ライターが教える売れる紹介文の書き方
広告ライターが教える売れる紹介文の書き方!
元広告代理店勤務でライティング。
1.商品名を工夫する
ファーストビューでどんな商品かを伝える。人気のワードを加える。2.人気のワードを加える
検索する時にアシストの検索ワードが出てくる。当てはまるものがあれば入れる。#メルカリサロン pic.twitter.com/Lsuv9HvK3y— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
紹介文は5つのポイントを押さえる
1.ブランド名と商品名
2.商品の色味
3.サイズ
4.素材感・コーデ例・シーン
5.商品の状態そこまで細かく書けない時は自分の身長を書いて「膝より3cm上」など書く。「冬でも着られますか?」という質問も多い。
定価を書くと反応がいい。#メルカリサロン pic.twitter.com/1vEPCjkIoj
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
3Dプリンターで作った便利グッズ
3Dプリンターで作った便利グッズをメルカリで販売している。
・活用事例
ミニ四駆の改造パーツが滅茶苦茶売れている!2,500円!
プラレールの拡張パーツ
エアガン拡張パーツ「これがあればな」がなんでもメルカリなら商売になってしまう。3Dプリンターなら原価も安い。#メルカリサロン pic.twitter.com/TRkhCf1MDz
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
3Dプリンターで印刷して作ってみたら売れた。試作を重ねて徐々に小さくして送料も安くなるように最適化。だけど儲からなくていい。
3Dプリンター可能性に興味。コメントでユーザーから要望が上がってくる。とことんそれに答えたい。8種に。「こういうのも欲しい」もっと作って売る。#メルカリサロン pic.twitter.com/tBtGtScZ2G
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
飛び入り参加
なんとここからは飛び入り参加のライトニングトークです!
梱包テクニック紹介。
・住所ハンコをミンネで発注してる
・水着は冬でもオーストラリアに行く人に売れるのでは
・集荷は16時18時にして箱に下四桁を書いてヤマトと読み合わせる#メルカリサロン pic.twitter.com/c0HkN45qAK— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
中古のカメラを販売。リペアして販売している。平均単価は1万円を超える。経年変化で故障しているものもかなりの確率で再生できる。今のトレンドに合わせてカラーリングを変えたりの工夫も。1,000円のものが15,000円になったり。知識と一手間で販売の単価を上げることをしている。#メルカリサロン pic.twitter.com/VpBAhoObAu
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
売れるテクニック。レディース服、コスメ、化粧品を販売している。
販売は金曜日の夜、土曜、日曜にターゲットを絞っている。木曜の夜にいったん値上げする。1,900円を3,900円に。金曜日朝に1,900円に戻すと「いいね」した人に通知がいく。#メルカリサロン pic.twitter.com/tUIGmcbdr2
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
個人的には3Dプリンターで商品を作って販売しているというのに可能性を感じました。少量生産だからこそ、細かいオーダーに答えられるというのが印象的でした。
サービス改善のこれまでとこれから
プロダクトマネージャー國分氏による、メルカリの「サービス改善のこれまでとこれから」についても語られました。
前回のイベントに登場した「小学一年生でも売れるメルカリ」すごいサービスだと手前味噌だが感じた。
お年寄りも楽しめるメルカリ。
まずは「これまでのサービス改善」について。
・PUDO
クロネコヤマトの宅配ロッカーで配送可能に。全国約3,200カ所で。
・AIチャットボット
AIが質問に即時回答。回答待ち時間を短縮。
・メルカリで購入した商品を簡単出品
ワンタップで。
・オファー機能のカテゴリが拡大
家電、スマホ、スポーツ、レジャーにも。
今後の改善についても説明があったのですが、そちらは非公開とのことでした。ユーザー的には「あるといいな」だったので、心して待ちましょう!
各テーブルでの座談タイム
各テーブルにメルカリスタッフが加わり、座談タイムが設けられました。ここで機能のリクエストや、普段の使い方など、様々な話が意見交換が行われました。
最後にシェアタイムも設けられました。
全体でシェアタイム
・高校生がリサイクルショップやフリーマーケットで仕入れメルカリでお小遣い稼ぎ。クラスでメルカリ先生と呼ばれている(笑)
・インスタグラムに貼っているので丸々見えるのが恥ずかしい。商品ページにリンクしたい。偽ブランドを摘発してポイントが欲しい。#メルカリサロン pic.twitter.com/kl8mZu0RAI
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
・出品するときに支払い方法の可否を選べるようになると良い。トラブル防止
・企業間コラボを促進しても良いのでは?クーポン配布など#メルカリサロン pic.twitter.com/3fUOvD2Xe0
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
・AIを使ってコーディネートの関連商品が表示して欲しい
・悪いをつけるときにコメントを聞くようにする#メルカリサロン pic.twitter.com/XyZNsLJaeH
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
・ニッチなブランドが入っていないのでリクエストできると良い
・欲しいものを要望できるような機能があると良い
・ランキングを上げるために再出品できると良い#メルカリサロン pic.twitter.com/pEisxe4cpF
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
・母が79歳。手芸など活動的。みんな資産を持っているはず。若い人との交流が起こるはず。そういう人たちでも親しみやすいメルカリになると良いのでは。#メルカリサロン pic.twitter.com/TwTxTqSwNQ
— コグレ【ブロガー|旅と酒とガジェット】 (@kogure) 2018年11月29日
タモさんのまとめ
最後にタモさんからのまとめがありました。「全体的にみなさん優しい。でもdisもあった」ということで、あえての「メルカリのこんなところが嫌い」も発表される方がいらっいゃいました。
「実はメルカリが嫌い。メルカリの独自ルールがイライラする。評価が普通なだけでイライラする。できれば2年くらいで消えて欲しい。値下げ交渉で4割、5割とくるとイライラしてコメント削除してブロックする。タモさんよろしく」
もちろん本気で嫌いということではなく、メルカリ愛ゆえのことだと思います。ここまで本気で考えてくれるユーザーがいるというのも、メルカリの素晴らしいところだと思いました。
「もっとやっていきましょう!色々な話を聞いた。社員ももっと声を聞きたい。初めての試みだったが、社員とプロダクト改善について話しているような熱い気持ちになった。disもいいな(笑)エモい気持ちみたいなものもメルカリへの愛。そういうお客さまで成り立っていると改めて」とタモさん。
「メルカリサロン」の感想
今回は特にメルカリを“極めて”いる人が多かったようで、濃い話に驚きました。自分なりのメルカリというのもありますが、他の人のメルカリの使い方は本当に参考になります。
もちろん一方でメルカリは発展途上。まだまだ改善すべき点もたくさんあるはずです。日常的に届く意見に加え、こうしてユーザーとダイレクトに意見交換することで、いつもとは違う改善ポイントも見つかるのかな、と思いました。
ユーザーはユーザーで、こうして大好きなサービスの会社を訪れ、スタッフに熱いを思いを伝えられる機会があるのは最高ですよね。メルカリがまだまだ始まったばかりで、成熟に向かっていく一番熱い時間を共有している実感を持てる時間でした!
メルカリを始めるにあたり悩むのは梱包・発送と聞くことが多いのですが、そうした中でも活躍しているのが↓の宅配用ビニール袋のようです。これを使っているという人が多いですね。ぜひ参考にしてください!