良くも悪くもなんでも売っている‥‥というイメージは確かにありますね。それを売るアイデアがあったか、と膝を打つようなものから、それ売っちゃう? みたいなものまで。最近では「それ売っちゃう?」みたいなものが話題になることも多く、メルカリとしてもイメージ悪化を懸念していたところはあるのでしょう。
というところで、メルカリ、本人確認機能を強化へ 個人情報の登録を年内にも義務化 「違法品の闇市場」イメージを懸念という記事になっていました。
メルカリでは現在、初出品時に個人情報の登録は不要で、売買成立後、販売代金の支払いを同社に申請する際に必要となる仕組み。今回の対策で、個人情報登録を前倒しするとともに、売買時に個人情報を口座と照合し、不正取引でないかをチェックする。
本当に写真を撮ってすぐに商品を売ることができて、さらにモノによってはあっという間に売れていくという体験が恐ろしいくらいの速さで展開されていくのがメルカリの凄さ、面白さではあったわけですが、それとは引き換えに犯罪の温床にもなってしまいかねなかった、と。
同社のフリマアプリ「メルカリ」は手軽さが人気を呼び、シェアを拡大。一方で現金や盗難品、領収書など不適切な出品も相次ぎ、本人確認機能の強化の必要性が指摘されてきた。
なんでも売っている「闇市」のようなイメージは、一部にはあったかもしれません。ネタフルでも次のような記事を書いていました。
▼【メルカリ】現金の出品が禁止に 〜そもそもなぜ現金が売られている?
▼「メルカリ」の現金購入はクレジットカードのショッピング枠の現金化だけでなかった
2017年4月には【メルカリ】安心・安全への取組みについて発表ということもありましたが、抜本的に本人確認強化をしないと追いつかなくなったという現状もあるのかもしれません。
「実際には不適切な出品はほんのごくわずかだが、ブラックマーケットのようなイメージが広がり、社内に危機感があった」という関係者のコメントもあります。
ぼくも便利に使わせてもらっているので、健全化する方向には賛成です。