仮想通貨業界もアフィリエイトで盛り上がっていますが、ようやく「仮想通貨を試しておこうかな‥‥」と思える話が出てきました。それが「メルカリ」の仮想通貨決済の導入というニュースです。メルカリ、仮想通貨交換業登録を年内にもという記事になっています。
仮想通貨交換業は2017年4月に施行された改正資金決済法で新たに規定されている。2017年12月末時点で登録が認められた事業者数は16社。メルペイは今後、金融庁に仮想通貨交換業の登録を申請する予定だ。
「メルカリ」が2017年11月に設立した子会社「メルペイ」が、金融庁に仮想通貨交換業の登録を申請する予定であることが明らかになりました。「メルカリ」にも決済手段としてビットコインなどの仮想通貨を組み込んでいくとのこと。
「(仮想通貨の)社会実装において、先鞭をつけたい」(青柳氏)としており、まずはビットコインなどの主要な仮想通貨をメルカリの決済で使えるようにする。
「現在の仮想通貨は投機的な側面が強い」とも指摘されているのですが、確かに現状だと乱高下が激しすぎますし、使い所もなく、あまり魅力的には思えないのですよね。仮想通貨を煽っている人たちは、ユーザー登録によるアフィリエイトが主目的ですし。
ようやく仮想通貨を試してみようかな、という話が出てきました。
決済手段として考えるなら仮想通貨を始めるのに早いも遅いもないと思うのですが、しかし価値が極端に下がる可能性もあるとすると、やはり円の方が良いなということになってしまうので、そのあたりがどう落ち着いていくのかというのも、決済手段としての利用者拡大のポイントになるのではないでしょうか。
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▼メルカリ、仮想通貨交換業者として登録を申請–ビットコイン決済を年内めどに提供予定 – CNET Japan
これまで、主な事業内容については未定としていたが、仮想通貨の取り扱い以外にも、与信・融資・決済分野でのビジネスを検討しているという。
▼メルカリ、仮想通貨決済導入の方針…年内にも : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
メルカリは2017年11月、金融関連の新規事業を行う子会社「メルペイ」を設立した。円などの法定通貨と仮想通貨の交換などを行う「仮想通貨交換業者」の登録申請を金融庁に行う予定だ。
▼メルカリ、仮想通貨決済を導入 18年内にも :日本経済新聞
家電量販大手のビックカメラも17年12月、自社のインターネット通販サイトでビットコイン決済ができるようにした。エイチ・アイ・エスも導入し、ビットコインの支払いに対応する店舗は日本だけで1万店を超えた。