Intel Mac上でVMwareを使いWindows XPを動作させる

Intel Mac強化計画 〜 Intel MacでVMwareが動いた!!という記事より。

さて、今回は予告通り「Intel Macで稼働するKNOPPIX上で動くVMwareでWindows XPを走らせる」ことについて。子亀の背中に……のようでヤヤコシイこと限りないが、そのメリットは大きい。

海上忍氏がまたまたやってくれました。

「もはや趣味の領域に近づきつつあり読者不在の感も否めないが」と書かれていますが、そんなことないっす! 自分では試してないですけど、心待ちにしている読者がここに!

ということで、Intel Mac上でKNOPPIXを動作させ、その上でVMwareを動かし、Windows XPを走らせるということに成功しています。

Intel Mac → KNOPPIX → VMware → Windows XP

と、かなりややこしいことになっていますが、

気になる処理性能だが、体感速度は上々。スタートメニューはスッと表示され、ウインドウの最小化/最大化も速くはないがモタつくほどではない速度で動作する。付属の3Dピンボールゲーム(Space Cadet)もサクサク動き、音が出ないことを除けば本気で遊べる。

ということで、かなり使えるようです。ベンチマークソフトでは「リアルWindows XP上で稼働するVMware上で動くWindows XPを上回っている」ということで、体感速度も上々のようです。

ネットワーク機能がまだ利用できないなどの課題もあるようですが、それは時間の問題でしょうね。なんか凄いです。

ちなみにVMwareは仮想マシンで、Windows XP上でWindows 2000を動作させたり、Linuxを動作させたりといったことが可能になるのです。

「同一のCPUで動作するOSのみ対象とする」ということで、今回MacがIntelになったことでこうした技も可能になったという訳です。