Intel Mac強化計画 – ユニバーサルバイナリ版”QEMU”、スピードは?という記事より。
Mac OS Xで動作するフリーなx86エミュレータは数種類あるが、なかでもQEMUは注目度が高い。x86のみならずPowerPCやMIPSなど複数のCPUに対応、稼働実績があるOSの種類も多い。
「QEMU」というのはMac OS Xで動作するエミュレータで、つまりWindowsを動かすことができるのです。熱い! Intel Macがリリースされた今、Mac OS Xで動作するエミュレータは非常にホットだと思います。
さらに期待されるのが、
QEMUのサブプロジェクト「KQEMU」は、QEMU上に仮想マシン環境を実現、CPUエミュレーションなしにx86バイナリを実行できるため、QEMUのみの環境と比較して(条件にもよるが)数倍高速に動作するからだ。
というあたり。中間コードを生成せずにバイナリを実行できるため、非常に高速に動作するのではないかということが期待されているそうです。現在はKQEMUのクローン「QVM86」の移植が薦められているそうで、こちらも非常に期待です。
記事では、QEMU(Q.app) + Windows 2000 Professionalで動作確認が行われています。インストールは約1時間程度、動作速度は「往年のPentiumマシン並」ということです。
さらに音も出てネットにも繋がるというのは大したものですね。ちょっと慣れた人だったら、Windowsの動作環境の一つとして持っておいても良い感じでしょうか。
誰でも簡単にインストールできるようなエミュレータの登場というのが非常に待ち遠しいです。