スリープ失敗の放電状態から起動不能に陥っていた「MacBook Air」ですが、Mac OS Xの再インストールにより見事、復活しました。
具体的にどんな状態になっていたかというと、
・スリープに失敗して放電
・電源ケーブルを接続してスリープから復帰
・直後に電源ケーブル外れる
・そのままシャットダウン
ということをしてしまって、スリープ復帰直後に恐らくイメージからの回復に失敗したのではないかと思っているのですが、まあ要するにそれっきり起動しなくなってしまっていたのでした。
HD動画を編集するのはおろか、見るのもちょっと厳しく感じていたので、やっぱりMacBookに浮気心を出していたのが‥‥と、ありがちなトラブルです(?)。
起動しなくなった瞬間は焦りましたが、とりあえず直前までTime Machineによるバックアップしていたことを思い出し心は平安を取り戻しました。
仕事場に到着し10時30分頃より復旧作業の開始です。ハードディスクをフォーマットし、付属のディスクからMac OS Xを再インストールしました。
その際に、不要なプリンタドライバと言語環境を削除しました。これでけっこうなディスク容量が確保できるはずです。
そしてインストール完了後、移行アシスタントの指示に従い、Time Machineからバックアップを行いました。
不要なファイルやアプリケーションも溜まっているだろうことから、ホームフォルダ(小暮正人)のみのインストールにしようと思ったのですが、もろもろインストールしている時間がないので全てを戻すことにしました。
合計で約50GBあったので、けっこう時間がかかりました。さらにMac OS Xも最新バージョンではないので、もろもろのアップデートがかかって約2時間半強の作業になりました。
起動してみると、おかしくなる直前までの作業環境がそのまま保持されています。これには毎度のことながら驚かされますね。
さらに緩慢に感じていた各種アプリケーションの起動速度がものすごく高速化しているのにびっくり。元々はこんなに速かったのですね!
Time Machineから環境をそのまま復活することができるので、定期的にハードディスクをフォーマットし、Mac OS Xを再インストールするのは作業の効率アップに必須だと思いました。
仮にマシンが故障したとしても、新しいマシンを準備すればTime Machineから確実に簡単に復活することができます。もう200%手放せない機能ですね。ありがたやありがたやー。
「TimeMachine」対応の低価格NAS「LS-CL」が本格的に欲しくなってきますね‥‥。
追記:
はてなブックマークで「全部戻すなら再インストールなんかしないでTimeMachineから復元すればこんなに時間かからない」というコメントを頂いたので確認したところ、ディスクからブートして最初にメニューバーから選べるようですね。知りませんでした。
でも随分と動作が高速化したのですが、これはフォーマットせずに復元しても同じような効果が得られるのでしょうかね。次回、試してみたいと思います。