「MacBook Air」が話題になってます。昨日書いた記事(新しい「MacBook Air」の購入を見送る3つの理由)も大変なアクセス数になりました。
速攻で購入した人、購入を検討している人、早々と購入を見送った人、さまざまだと思いますが、発売開始から一夜明けて関連記事、動画、レビューなどが出てきました。
そのあたりをまとめておきますので、あなたの「MacBook Air」選びの参考にしてもらえたら幸いです。
まずは分かりやすい動画から。
起動速度が速いです。実際には、ぼくの場合は再起動は週に一回あるかないかなので、この速度自体は関係ありませんが、とにかく高速だと分かります。
続いてVAIO Wと11インチモデルとの比較。動画のなめらかさ、再生に違いがあるのが分かります。「MacBook Air」がなめらかです。
実際に触った人の感想をツイッターから。
@kogure かなり長時間さわらせてもろた。がレバん3トラック20秒の尺をミックスダウン、動画1分程度書き出しどちらも及第点だと思う。仮想メモリも速いってことだもんなあ
こちら11インチモデルですが、重いアプリでもそれなりのスピードで動いているようですね。1.4GHzです。
ちなみに、ぼくは初代「MacBook Air」のクロック数は発熱対策で1.6GHzのものを1.0GHz程度にクロックダウンして使っていました。
1.4GHzでもそれなりのスピードで使えるというのは、Core 2 Duo、SSDなどの恩恵なのですね、きっと。
さらに気になるのが、バッテリの持ち時間です。
@kogure MacBook Air バッテリテストは本日から開始、ですが、とりあえず朝充電完了して利用開始したところでは、最大輝度で利用していて残り時間「5時間24分」です!
@kogure おっとしかし、15分ほど使っていたら、残り時間が「2時間40分」に。輝度調整しないと…。最大輝度では、通信もして、3時間程度ですかね。
MBA 、電池残り時間が2時間を切ったところでスリープし、再度開くと5時間17分→3時間49分の残り時間に復帰…残時間表示はあてにならんな。
こちらも11インチモデルです。公称では5時間ということでしたが、輝度調整するなどして3〜4時間という感じでしょうか。
バッテリライフに関しては【速攻検証】11型MacBook Airのバッテリーは3時間33分13秒持ちましたという記事もあります。
3時間33分13秒でシャットダウン。僕的には5段階評価で4なんですけど、皆さん的にはどうですか?
WiFiオン、バックライト全開、QuickTimeにてムービーをノンストップ再生という条件とのことです。
このあたりは使い方次第というところもあるかもしれませんが、やはり3〜4時間の間が目安になるでしょうか。うまく使えば4時間くらいは使えそうな予感もしますが。
しかしバッテリライフで選ぶなら、やはり13インチモデルが良いようです。
▼これは使える!―新MacBook Air、7時間ぶっ続け試用レポート
この1日私がテストしたのは13.3インチ・モデルだ。Appleイベントの会場で11.6インチモデルも触ってみたが、信じられないほど小さくて、携帯にはすばらしいマシンとは思ったが、0.5ポンド〔227g〕重くてもバッテリー駆動時間が2時間長い大型モデルの方を選んだ。この選択は正しかったと思う。私は文字通り一日中使ってみたが、さきほどようやくバッテリーが上がったところだ。
恐らく日本では11インチモデルを購入する人が多いと思うのですが、丸一日使い続けることを考えると、13インチモデルという選択肢も大いにあると思います。
さて、個人的な結論としては「MacBook Air 11インチモデル」は、Apple版ネットブックなのかな、と思っています。
PowerBook 2400c以来のモバイルマシンを待っていた人たちを熱狂させているのはもちろんだと思うのですが、iPhoneやiPod touchでAppleに興味を持った人たちが買うマシンなのではないかと。
あまりパソコンは使わないけれど、アクティベーションに必要となると、小さくて邪魔にならない、しかも安い「MacBook Air 11インチモデル」は最適なのではないでしょうか。そう考えると、今のスペックは妥当です。
アプリを殆どインストールしていない状態でも、MBA の HDD は 12GB ほどOS + iLife 系で埋まっています。SSD 128GB の方が余裕有りです。
とはいえ、iTunesに音楽などを放り込むことを考えると、さすがに64GBでは心もとない気がします。クロック数は1.4GHzで良いとして、SSDは128GBを選ぶのが良いでしょう。
もし「MacBook Air 11インチモデル」である程度の作業をするのであれば、できればメモリも4GBが良いかもしれませんね。「誰でも分かるMacBook Air、どれを買えばいいか論」という記事もありますので、こちらもご参考に。
ちなみに、個人的に気になっていたのは、
・CPUのクロック数が2.xGHz程度になって欲しい
・バッテリの持ち時間が10時間になって欲しい
・11インチモデルでもSSDを256GB搭載したい
といったあたりですが、一夜明けてのレビューを読んだところからすると、やはりぼくの結論は「待ち」です。
どうやらCPUに関しては1.4GHz/1.6GHzでもそれなりに使えそうですが、バッテリの持ち時間が3〜4時間だとすると、ちょっと心もとないです。「MacBook Pro」で電源を気にしない生活をしているので(その分、重いのですけど)。
また、どうしても現状ではどうにもならないのがSSDで、ここはもう次の「MacBook Air」を待つしかないのかな、と思っています。
なので、バッテリの持ち時間が延び、SSDが増量された時が、ぼくの「MacBook Air 11インチモデル」購入のタイミングということになります!!(注:まだ実物に触れていません)
最後に関連記事です。
▼新「MacBook Air」、ソフトウェア再インストール用のUSBドライブを同梱
このUSBキーをMacBook Airに挿入した状態で、「C」キーを押しながらシステムをブートすると、USBキーが光学ディスクと同じように扱われるので、システム診断を実行したり、「Mac OS X」をクリーン再インストールしたりすることができる。Appleは長い間これと同じツールをCDで提供し、その後DVDに移行している。
▼フォトレポート:新型「MacBook Air」を実機で早速紹介
アップルは米国時間10月21日、「Back to the Mac」(Macへの回帰)と名づけられた特別イベントを開催し、新しい「MacBook Air」を発表した。ここでは、同製品を写真で早速紹介する。
▼アップル、新型「MacBook Air」を発表 – 噂の11インチモデルは重量1.06kg
CPUはIntel Core 2 Duoで、11インチモデルは1.4GHz/1.6GHz、13インチモデルは1.86GHz/2.13GHzを選択可能。ストレージはフラッシュメモリのみで、11インチモデルが64GB/128GB、13インチモデルが128GB/256GBの選択となる。ディスプレイの解像度は、11インチモデルが1,366×768ドット、13インチモデルが1,440×900ドット。
▼新MacBook Airを写真で紹介~史上最軽量のMacとなる11.6型モデル
ちなみに従来モデルのMacBook Airには1.8インチのHDDやSSDドライブが搭載されていたので、Airというモデルにおいて90%のスペースを省いたというわけでない。フラッシュストレージの採用は物理的な駆動部分を極力少なくできるメリットもあるとのこと。もちろん前述した、起動の速さ、スタンバイ時間の長さなどにも直接結びついている要素となる。
▼アップル、11型液晶/1.06kgで88,800円の「MacBook Air」~13型モデルは118,800円から
11型モデルの主な仕様は、Core 2 Duo(1.4GHz)、2GBメモリ、64GB SSD、GeForce 320M GPU、1,366×768ドット11.6型LEDバックライト液晶など。Apple Store価格は88,800円。BTOにより、4GBメモリが選択できる。
▼Appleの「MacBook Air (11-inch, Late 2010)」をチェック - MACお宝鑑定団 blog(羅針盤)
これまでのMacBook Airでは、ラッチ式に開く仕様で、USBコネクタの形状に制限(高さ)がありましたが、側面側に配置されたことで、USBコネクタの形状を意識する必要が無くなったことは大きな変更点だと思います。