ついに、LINEが上場するようです。2016年7月に東京証券取引所に上場する見通しと報じられています。LINE、来月上場へ 時価総額、6000億円規模という記事になっていました。
無料通信アプリを手掛けるLINE(ライン)が7月にも東京証券取引所に上場する見通しとなったことが1日、分かった。東証が近く正式に承認する方向となった。
これまでに上場の話はずっと出てきていますので、いよいよという感じでしょうか。上場先は東証一部で、時価総額は6,000億円規模になる見込みとのことです。
スマートフォンの普及が相当進んだ結果、国内の利用者数の増加率は鈍化傾向にあり、東南アジアなどの海外展開を加速させているほか、動画配信事業や定額制の音楽配信などサービスを多角化し、収益力の底上げを狙っている。
調達した資金で、海外の事業を強化するということです。
「今年の新規株式公開(IPO)としては最大規模」で、東京証券取引所と同時期にアメリカでの株式公開も検討しているということです。主幹事は野村証券、米モルガン・スタンレーなど。
■関連記事
市場では「上場観測が幾度も出た企業。その見通しが立ったとはいえ、今さらとの感はぬぐえない。きょうの全体相場への影響も、ほぼないと言っていい」(中堅証券)
▼LINE 来月上場へ 時価総額はことし最大規模か | NHKニュース
LINEは、アジア以外の各国では、世界最大の交流サイトを運営するフェイスブックなどに比べて、思うように普及が進んでおらず、海外で、さらに利用者を獲得するため、上場で資金を調達して事業を拡大するねらいがあるものとみられます。